モバイルバッテリーが必要になるシーンとは?
①外出先で充電が切れそうなとき
モバイルバッテリーは通勤や通学、旅行や出張などで予備電源として活躍するアイテムです。昨今、SNSや動画共有サービスなどの利用が増えているため、電池の消耗が早くなっています。そのため、電車の中や外出先などの電源がない場所で充電切れになりがちです。その際にモバイルバッテリーがあれば、どこでも充電切れに対応できます。
②災害により電源が使えないとき
地震や豪雨などの災害時にも、モバイルバッテリーが活躍します。災害が起きたときに注意しなければならないのは、電源がなかったり使えなかったりして電池が切れてしまうことです。モバイルバッテリーを利用して充電できれば、連絡手段を途絶えさせないために役立ちます。
③停電で充電ができないとき
雷や道路工事などによる停電時にも、モバイルバッテリーで充電できるので便利です。急な停電時には、スマホやタブレットなどが十分に充電できていないこともあります。作業中の大切なデータを守るためにも、モバイルバッテリーは役立つアイテムです。
モバイルバッテリーを持っていないときの対処法
①レンタルを利用する
バッテリーがなくなりそうなときは、シェアリングサービスの利用がおすすめです。スマホを始めとしたモバイル端末の充電ができるバッテリーをレンタルできるため、不測の事態にも役立ちます。災害や停電などに備えて、予めバッテリーレンタル店やチャージスポットを確認しておくのがおすすめです。
②バッテリーの節約術を活用する
モバイルバッテリーがないときに充電がなくなりそうな場合は、バッテリーの節約術を活用しましょう。画面の明るさを落としたり、低電力モードにしたりすることで消費量が少なくなります。以下に節約方法をまとめましたので、充電ができないときに備えて覚えておきましょう。
- 画面の明るさを落とす
- 低電力モードにする
- アプリの自動ダウンロードをオフ
- マルチタスクで起動しているアプリの終了
- アプリのプッシュ通知をオフ
- プッシュメールをオフ
- Wi-FiやBluetoothをオフ
- 位置情報をオフ
バッテリーの節約術
モバイルバッテリーレンタルのメリット
①自分で持ち歩く必要がなくなる
レンタルを利用すれば、モバイルバッテリーを自分で持ち歩く必要がありません。モバイルバッテリーは軽量化されてきてはいますが、カバンに入れるのを忘れることや持ち歩きたくない場合もあります。レンタルであれば、持ち歩かなくても災害や停電で急に必要になったときに、すぐ充電できるのがメリットです。
②値段が安い
モバイルバッテリーのレンタルは会社によって値段は異なりますが、比較的安く利用できます。また、モバイルバッテリーを普段あまり利用しない方は必要なときだけ借りられるので、購入するより安く済むのもメリットです。
③バッテリーがなくなっても街中の駅やコンビニで借りられる
スマホのバッテリーがなくなっても、街中ですぐ借りられるのもメリットです。各社設置場所は異なりますが、駅やコンビニ、商業施設などに設置されています。急に必要になるときに備えて、自宅や会社の近くの店舗を調べておきましょう。
④レンタルしたところと違う場所でも返却できる
モバイルバッテリーは、レンタルした店舗と違う場所でも返却可能です。外出先で移動しても、レンタルの設置店があれば返却できます。ただし、バッテリースタンドに空きがない場合は返却できないため、事前に空き状況の確認が必要です。
⑤借りた方が品質は良い場合がある
モバイルバッテリーは、レンタルした方が品質は良い場合があります。モバイルバッテリーは、充電するごとに劣化していくアイテムです。一般的に300~500回充電すると寿命がくるとされ、約1~2年で使えなくなってしまいます。レンタルであれば必要なときだけ借りられるので、劣化していくという心配が要らず、品質の良いものを使えるのがメリットです。
⑥廃棄による資源の無駄を防げる
モバイルバッテリーを購入した際に機種変更でケーブルが合わず使えなくなると、廃棄しなければいけないためもったいないと感じることがあります。レンタルすれば廃棄による資源の無駄や、ごみを増やすのを防げるのでおすすめです。購入を考えている場合は、レンタルとのメリット・デメリットを比較して検討しましょう。
モバイルバッテリーレンタルのサービス4選(2021年8月末現在)
①充レン(ジュウレン)
概要
「充レン」は、首都圏を中心にモバイルバッテリーのレンタルを始めた会社です。現在設置エリアを拡大し、利便性の向上に努めているようです。
設置場所
駅やイトーヨーカドー・アリオなどの商業施設、ファミリーマートなどのコンビニや飲食店などに設置されています。全国の鉄道駅では260駅(約300か所)にレンタルスタンドがあり、モバイルバッテリーレンタルサービスのなかでNo.1の路線設置数と言われています。駅やイトーヨーカドー・アリオなどの商業施設、セブンイレブン・ファミリーマートなどのコンビニや飲食店などに設置されています。全国の鉄道駅は240駅(約300か所)にレンタルスタンドがあり、シェアリングサービスの中でNo.1の鉄道設置駅数です。
特長
「充レン」の特長は、会員登録やアプリのダウンロードが必要ないことです。登録の手続きが面倒と感じる方には、メリットといえます。また、LINEを使って借りることで、初日の翌日24時までは何度でも無料で再レンタルできるという特典があります。
使い方
スマホのカメラアプリ、またはLINEのQRコードリーダーを起動して手続きをします。画面の指示に従って進むだけなので、使い方は簡単です。支払い方法は、クレジットカードやスマホ決済、キャリア決済などが使えます。
②Charge SPOT(チャージスポット)
概要
「Charge SPOT」は、日本で初めてモバイルバッテリーのレンタルを始めた会社です。このサービスのなかでは最大手とされ、47都道府県で展開しており、香港や台湾、タイなどの海外でも同じアプリで利用可能です。さらに、サービスエリアは順次拡大中となっています。
設置場所
全国の駅や空港、商業施設や飲食店、コンビニエンスストアなどを中心に設置されています。アプリでも詳しい設置場所を確認できるので、もしものときに備えて自宅や会社などの近くにあるか調べておきましょう。
特長
「Charge SPOT」の特長として、Tカードと連携していることがあります。レンタルしたときにポイントが付与され、シェアリングサービスの支払いにも充てられます。
使い方
専用アプリ以外にd払いやPayPay、LINEなどにも対応しています。バッテリースタンドに記載しているQRコードを読み込み、支払い方法を登録することで貸し出し手続きの完了です。支払いについては、バッテリースタンドの空きのスロットに差し込み、事前に登録した方法で決済します。
③SmaCha(スマチャ)
概要
「SmaCha」は、東京や大阪を中心に設置エリアを増やしている会社です。不動産を手掛ける会社で、2020年1月からモバイルバッテリーのレンタルサービスに参入しています。現在の設置店舗は少ないですが、今後全国展開を目指しているようです。
設置場所
東京や大阪の商業施設や飲食店などを中心に、バッテリースタンドを設置しています。また、関西圏の金融機関として初めて「SmaCha」を導入した、大阪の信用金庫があるのもポイントです。今後は、映画館や交通機関にも展開していくとされています。
特長
「SmaCha」の特長は、圧倒的な値段の安さです。初めの7日間の利用料金は1日110円(税込み)と、他のシェアリングサービスの会社と比較しても一番安くなっています。また、UV紫外線消毒ライトという業界初の機能で、抗ウイルスや抗菌加工するとされているため衛生面も安心です。
使い方
アプリをダウンロードし、会員登録が必要なサービスです。基本情報や支払方法を登録することで、レンタルできるようになります。QRコードを読み込むと決済されますが、現在支払いに利用できるのはクレジットカードのみです。ただし、中国人用の「WeChatPay」と「Alipay」は使用可能になっています。
④ChargeMe(チャージミー)
概要
「ChargeMe」は、関東のみでシェアリングサービスを提供している会社です。現在のところ、設置されている場所は少ないのですが、駅やコンビニなどに展開するための準備を進めています。今後、増えていくことが予想されるサービスです。
設置場所
現在設置されている場所は、大学と飲食店です。東京工業大学や千葉工業大学、早稲田大学とトラベルアンドコンダクターカレッジの4か所で利用できます。飲食店は、新宿にあるカフェやレストランの3店舗です。
特長
「ChargeMe」の特長は、オンライン決済です。VISAやMasterCardなどの主なクレジットの他に、「Alipay」に対応しています。今後、中国からの観光客向けに、サービス向上と集客ツールとしての展開を考えているようです。
使い方
スマホでQRコードを読み取り、クレジットや電子マナーでオンライン決済をすることで、モバイルバッテリーがレンタルできます。会員登録やアプリのダウンロードはせずに、そのまま利用できます。
モバイルバッテリーをレンタルするときの注意点
①地域によって設置されていないことがある
モバイルバッテリーのレンタルサービスは、全国に拡大されてきてはいますが、設置エリアは主要都市が中心です。まだバッテリースタンドを設置していない地域も多く、お住まいの場所が対応していない場合があります。公式HPやアプリで、設置エリアを確認しておきましょう。
②何台も充電する容量はない
モバイルバッテリーの容量は、主に5,000mAh前後のものです。一般的なスマホの充電は、1~1.5回程度できるとされています。スマホやタブレットなど、何台も充電できる程の容量はありません。また、複数のケーブルを使って同時に充電することもできないので、注意しましょう。
③破損や紛失して買い取りになると相場より高くなる
レンタルしたモバイルバッテリーを破損してしまったり、紛失してしまったりすると、買い取りや違約金が発生することがあります。場合によっては、自分で購入するよりも高い値段になってしまうことがあるため、注意が必要です。また返却し忘れについても、延滞金がかかることがありますので、うっかりということのないよう気を付けましょう。
モバイルバッテリーレンタルで充電切れのピンチを解決しよう
モバイルバッテリーのレンタルは全国に拡大しつつあるサービスです。設置店は、街中のコンビニや商業施設に対応している会社も多くなってきています。そのため災害や停電など不測の事態が起きても、充電切れの心配はいりません。不意に必要になるときに備えて、調べておくのがおすすめです。
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