東京の仮眠スペースを利用するメリットとは?

東京都内の駅や観光スポットの周辺などで「仮眠スペース」を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?

空間シェアの観点からシェアリングエコノミーの一つの実践例であり、昨今はさまざまなメリットがあるとして、東京都内の仮眠スペースが注目されています。まずは、東京の仮眠スペースを利用するメリットをご紹介します。

短時間で眠気解消や疲労回復につながる

仮眠スペースが持つ最大のメリットは「短時間で眠気解消や疲労回復につながる」ことです。仕事中や旅行の移動中などをはじめ、日中に眠たくなる人も多いのではないでしょうか?

眠気をそのままにしていると集中力の低下につながり、とくに車の運転やパソコンなどの集中力が必要な作業では、思わぬトラブルが発生する場合もあります。そこで、あらかじめ仮眠スペースで休憩することで眠気を解消し、よりすっきりとした状態で作業に集中できるでしょう。

とくに東京都内で利用できる仮眠スペースはホテルやネットカフェなどの施設が多く、駅前や観光地を中心に店舗を構えているため、移動中でも必要に応じて手軽に疲労回復できるのもメリットです。日中はもちろん、早朝や深夜でも短時間だけ寝られる施設もあるため、出張や旅行での長時間移動による疲労を癒してから目的へ向かえるでしょう。

仕事におけるパフォーマンスの向上につながる

仮眠スペースを利用することは、仕事のパフォーマンスの向上にもつながるとされています。オランダ発の有名医療・ヘルスケア機器メーカーのフィリップスが公開したニュースによると、NASAの実験において昼に26分間の仮眠を取ることで、認知能力や記憶力が向上したという結果が出ています。

さらには、仮眠で頭の中をクリアにすることで発想力や創造力の向上にも役立つとされているため、仕事の質をアップさせたいときにも仮眠スペースの利用は効果的といえるでしょう。

仮眠以外も楽しめて宿泊するより安い

東京の仮眠スペースには、手軽に寝られる場所だけでなくドリンクバーや軽食の自販機、漫画やPC設備などを完備している施設があります。

ただ宿泊するよりも安い料金で多彩な楽しみ方ができるのも、仮眠スペースの大きなメリットといえるでしょう。

東京で仮眠スペースを利用するときの選び方

東京都内のさまざまな場所で利用できる仮眠スペースですが、種類が多くてどんな施設を選べばよいか迷う人もいるでしょう。ここからは、東京で仮眠スペースを利用するときの選び方をご紹介します。

利用時間・料金のバランス

東京の仮眠スペースを選ぶうえで重要なポイントは「利用時間と料金のバランス」です。利用する時間帯によってさまざまな料金プランを用意している施設は多いですが、具体的な料金は各施設で異なります。

なかには、制限時間を超過すると追加料金が発生したり、自動的にプランが変更されたりする施設もあります。そのため、自分が想定している利用時間と料金のバランスを見て、より利用しやすい仮眠スペースを探してみてください。

とくに早朝や深夜での利用を想定している場合は、日中とは異なった料金プランになっている可能性があるため、利用前にホームページなどでしっかりチェックしておきましょう。

仮眠スペースの空間

仮眠スペースの空間は、防犯性の高さやゆったり寝られるかどうかを左右するポイントです。東京の仮眠スペースは主に個室型・オープン型の2種類のスタイルがあり、それぞれ違った魅力があります。自分がイメージする利用方法に合わせて選んでください。

個室型は、各部屋に鍵がついているため女性でも安心して利用でき、早朝や夜間もゆったり寝られるのがメリットです。その分、オープン型よりも料金が高い傾向にあります。また、各施設の設備を利用する際には、共同スペースへ移動する必要があるといった点はデメリットといえるでしょう。

オープン型は仮眠スペースが個別に区切られておらず、ドリンクバーや本棚などの設備が同じ部屋にあるのが特徴です。主にネットカフェなどに多く見られるスタイルで、安全面では個室型に劣るものの、料金が安く読書や飲食などといった仮眠以外の使い方もしやすい点が魅力です。

設備の充実度

早朝・深夜での利用や、宿泊を伴う利用スタイルを想定している場合は、設備の充実度にも注目してみましょう。

パウダールームやシャワー設備があれば、仮眠後のメイク直しや身支度ができます。また、Wi-FiやPC設備を利用できる施設であれば、仮眠後にそのまま作業を始められます。自分が想定している利用スタイルに必要な設備が揃っているかどうかもチェックしてみましょう。

アクセスのしやすさ

出張や旅行の移動途中などで仮眠スペースを利用する場合は、アクセスのしやすさも大切です。とくに東京都内は人通りが多く、交通機関の状況によってはスケジュール通り移動することが難しい場合もあります。

駅や最終目的地から徒歩でアクセスできる仮眠スペースであれば、休憩後すぐに目的地へ向かえるため、悩んだときは立地で選ぶのもよいでしょう。

東京にあるおすすめの仮眠スペース7選(2024年6月現在)

東京にある仮眠スペースは、個性的なコンセプトやサービスで営業している施設も多いため、ゆったり寝られるだけでなくさまざまなスタイルで快適な時間を過ごせるでしょう。

ここからは、東京にあるおすすめの仮眠スペースを7つご紹介します。人気の施設から早朝・深夜利用ができるスポットも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

ナインアワーズ ウーマン新宿

「ナインアワーズ ウーマン新宿」は、睡眠解析サポートを受けられる人気の女性専用ウェルネス・カプセルホテルです。

利用者の許可を得たうえで、仮眠中の体動やいびきの音、寝顔などを測定して睡眠レポートとして記録するため、仮眠でリフレッシュをしながら普段は分からない自分の睡眠状態を把握できます。

最初の1時間が1,000円で、以降は1時間ごとに500円加算されるというシンプルな料金システムも特徴です。シャワー設備の利用も可能であるため、安い料金でリフレッシュしたいときにおすすめの場所です。

ネスカフェ 睡眠カフェ in原宿

「ネスカフェ 睡眠カフェ in原宿」は、コーヒーナップを提案してきた「ネスカフェ 睡眠カフェ」が提供する人気の仮眠スペースです。

施設内は、人目を気にせず休憩できる半個室ブース席が特徴で、ハイレゾ音源による森や川などの自然を思わせる安眠ミュージックが響くなかで、ゆったり仮眠を取れます。

施設内では、眠気解消を考えて作られたオリジナルフードやコーヒーも堪能できます。早朝・深夜の利用はできませんが、旅行中や仕事の休憩時間など、日中に少し贅沢な仮眠タイムを堪能したいときにおすすめの場所です。

BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU(ブックアンドベッド東京 新宿)

「BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU」は「泊まれる本屋」をコンセプトとした、東京で人気のホステルです。最大4,000冊もの本を収納できるシンボルの本棚は、客室を兼ね備えており仮眠はもちろん、ラウンジで読書をしながらくつろぐこともできます。

宿泊プラン以外に1時間単位のデイユースプランも用意されているため、昼寝にもおすすめです。また、カフェの利用もできるため、サンドイッチとコーヒーを片手に快適な時間を過ごせるでしょう。

西武新宿駅から徒歩1分ほどという立地のよさから、出張時や旅行時にも利用しやすいスポットです。

point 0 marunouchi(ポイントゼロ 丸の内)

東京駅から徒歩1分ほどの場所にあるコワーキングスペースが「point 0 marunouchi」です。登記が可能な月額プランに加えて、出張時やリモートワークにぴったりな自由席のスポット利用専用のプランも用意されています。

施設内には、作業効率を高めるための仮眠専用ブースや無料のシャワールームも完備しており、スポット利用でも全エリア24時間利用可能です。作業に集中したいとき、昼寝してリフレッシュしたいときにも便利な仮眠スポットです。

レンブラントキャビン 新宿新大久保

東京の新大久保通りに面している「レンブラントキャビン 新宿新大久保」は、異国情緒あふれるコリアンタウンを訪れる人々が「ジブンらしい軸」で自由に旅をつくり、楽しむための拠点として作られた仮眠スペースです。

宿泊・仮眠フロアは男女別で、入り口はスマートロックシステムを採用しているため、周囲を気にせずゆったり寝られるでしょう。

デイユースは7〜22時の間で利用でき、シャワー設備やカフェエリアの利用も可能です。3時間・5時間・12時間の3つのプランが用意されているため、作業中の休憩や昼寝などといった利用シーンに合わせて使い分けられるでしょう。

ドシー

サウナと睡眠を組み合わせた、人気の仮眠スペースが「ドシー」です。サウナの本場であるフィンランド式の方法をベースに日本らしく再定義することで、年齢や男女を問わず誰でも快適にサウナを楽しめる空間になっています。

仮眠にはカプセルユニットの利用が可能なうえ、タオルやヘアケア用品などを完備しているため、手ぶらでサウナを利用できます。

東京都内には恵比寿と五反田の2ヶ所にあり、どちらも駅から徒歩2分ほどでアクセスしやすい場所にあるため、出張中や旅行中の休憩におすすめのスポットです。

カスタマカフェ 八重洲店

「カスタマカフェ 八重洲店」は、高性能PCと漫画読み放題サービスをとことん利用できる、東京で人気のネットカフェです。鍵付きの完全個室とラウンジ・オープン席の2種類の席が用意されており、基本料金は30分から、デイパックは3時間単位での利用が可能です。

シャワーやヘアアイロン、コインランドリーが完備されているため、休憩や仮眠時の身支度として気軽に利用できます。施設内には飲食の持ち込みができ、利用時間内であれば途中外出も可能なので、出張や旅行の際の休憩や待ち合わせにも活用できるでしょう。

東京の仮眠スペースで日々の疲れを癒そう

オフィスや観光地が数多く立ち並び、さまざまなシーンで立ち寄る人が多い東京だからこそ、仮眠で日中の疲れをしっかり取ることは大切です。ぜひ仕事や旅行の合間には、今回ご紹介した仮眠スペースでリフレッシュしてみてください。

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