その1時間、有効活用しませんか？スキマバイトサービスで気軽に働いてみよう！

ワークシェアリングって一体何？？

ワークシェアリングとは、その名の通りワーク（仕事）を複数人でシェア（共有）することです。もともとはオランダやドイツ・フランスなどヨーロッパ圏で始まった施策ですが、日本においてもリーマンショックをきっかけに10年以上前から注目されるようになりました。

注目が集まった背景

ワークシェアリングが広がっていった背景は、主に「失業率の高さ」「過重労働の社会問題化」の2つが挙げられます。仕事量を分散させることで仕事の数を増やし、かつ一人ひとりの負担を減らす効果が期待されています。

働き手のメリット

雇用を守りながら、ワークライフバランスを大切に働けることが、最大のメリットです。特に、昨今「週休3日制」を導入する企業が増えてきましたが、これもワークシェアリングの一環と言えるでしょう。

では、働き方改革は正社員や契約社員・派遣社員のような「社員」のためだけなのでしょうか？実はバイト・パートでも働き方を柔軟にするためのワークシェアリングがあります。

すぐ応募、すぐ就業できる「スキマバイトサービス」

スキマ時間に働ける＝スキマバイトができるワークシェアリングサービスは、「この時間働いてほしい」という事業者と「この時間働きたい」という働き手をつなげる、いわゆるマッチングを手法として取り入れているサービスが多く存在します。

代表的なサービス「タイミー」は知っている方も多くいるのではないでしょうか。働き手はあらかじめ名前や年齢などのプロフィール、職歴、スキル、資格を登録しておきます。その後、自分の働きたい求人をサービス内で探し応募。無事求人掲載事業者の求める条件とマッチしていれば、晴れてマッチング成立という流れになります。

事業者側は就業者の生産性UPや職場環境の改善に、そして働き手は個人の負担が軽くなり余裕が生まれ、より文化的な生活が送れるようになるというメリットが生まれます。

スキマバイトサービスを利用するメリットは？

バイトの求人サイトと聞くと、タウンワークやバイトルなどを思い浮かべる方が多いでしょう。このような一般的なバイト求人サイトと比べて、スキマバイトの求人サイトはフレキシブルに働ける求人のみが掲載されていることが特長です。

ここでは、スキマバイト特有のメリットについて紹介していきます。

好きな時間に働ける

冒頭に記載をしたように、「次の講義まで2コマ空いちゃう」「次の日の予定がなくなった」などの絶妙なスキマ時間やイレギュラー時でも時間を有効活用できます。また、「気分で今働きたいから」なんて働き方もOK。自分の予定に合わせて働くことができます。

面接や登録会がない

「スキマ時間に働ける」ことを売りにしているため、応募から働き始めるまでのリードタイムが短いことが特長です。また、働く時はちゃんとできるけど、いざ面接となったら緊張してしまう…なんて方にとっても嬉しいメリットですね。

働き手の口コミが見られる

いざバイトを探したいと思っても、スポット募集だと「ちゃんと実務を教えてもらえるのか」「人手不足でサポート体制がしっかりしていないのではないか」など不安になりますよね？そんなデメリットを解消するために、働き手の口コミ評価を取り入れているサービスが多くあります。

過去にその事業者で働いた人の生の声が掲載してあるので、職場へ行った際のギャップが少ないというメリットがあります。

スキルシェアリングサービスとの違い

ワークシェアリングとよく混同されるサービスがスキルシェアリングです。スキルシェアリングとは、ライターやデザイナー、コンサルタントなど自分のスキルをシェアして報酬を得ます。「働く」という点では両方とも似ていますが、違いは何なのでしょうか。異なるポイントをご紹介していきます。

一般的なバイトが多く、働くハードルが低い

スキルシェアリングはスキルに対して報酬をもらうため、先に述べたようにライターやデザイナー、コンサルタントなど一定水準の専門要素が求められます。

対して、ワークシェアリングでのバイトは飲食業や接客業、軽作業などなじみのあるものばかり。特別なスキルが無くても働くことができます。仕事内容をイメージすることが容易なため、働くハードルが低いです。

歩合制ではなく時給制が多く、安心できる

スキルシェアリングの多くは「業務委託」という形で仕事を働き手に依頼する場合が多いです。そのため、「1記事執筆したら○円」「1イラスト○円」といったように、完全歩合制で報酬が支払われます。

自分のスキル次第では時給換算で高収入を得ることもできますが、逆に膨大な時間を費やして最低賃金を下回ってしまうリスクもあります。

対して、ワークシェアリングのバイトは多くが時給制をとっているため、最低賃金を割る恐れはありません。

オススメのスキマバイトサービス3選（2022年7月現在）

タイミー

働く日時の選択画面に移るとリアルタイムで募集している定員数が記載してあるため、バイト先を探す際に便利です。

また、「タイミーラボ」という名前のオウンドメディアでスキマバイトをしようと思っている方に向けてのコンテンツを提供しています。すでに活躍している方のインタビューやタイミーを利用する際のノウハウ記事などが公開されており、初心者の方でも安心してサービスを利用できるためのヒントを得ることができます。

シェアフル

よくCMなどで目にする機会の多い、総合転職サイトのdodaや派遣求人サイトのテンプスタッフを運営するパーソルのグループ会社が運営しているサービスです。母体がしっかりしているため、信用性が高く安心して働くことができます。また、パーソルグループだからこその事務案件の豊富さも魅力の一つでしょう。

ショットワークス　コノヒニ

ショットワークス　コノヒニHP

ショットワークス　コノヒニは、単発求人サイト「ショットワークス」から派生して生まれたアルバイトマッチングアプリです。

オファー制度があり、1度働いた事業者から認定をされると、次回以降の新着求人のオファーが届いたり限定公開された求人を見ることができたりするようになります。自分で探す労力が削減でき、かつ知っている職場ということで安心して働くことができるでしょう。

※即時振り込み：振り込みは即時行われますが、着金は登録している銀行の営業時間によって異なります。
※報酬の受け取りタイミングは求人によって異なりますので、事前の確認をお願い致します。

便利だけどここは気をつけて！注意ポイントは…？？

自分の好きなタイミングで好きな分働けることがメリットですが、同時に利用する際には気をつけないといけないことが何点かあります。ここでは、留意すべきポイントを3つご紹介いたします。

本人確認の手続きが必要

スキマバイトサービスはサービスを利用するために、本人確認を必須としている場合がほとんどです。というのも、通常のバイト求人サービスであれば応募後に履歴書持参もしくはその場で記載という形で面接を実施します。

ですが、スキマバイトサービスの場合は応募後面接や登録会無しで、すぐ働くことができるサービスです。イタズラや匿名での応募を避けるためにも、事前登録の際に保険証や学生証、運転免許証、マイナンバーカードなどの証明書を提出する必要があります。

もちろん、原本やコピーを郵送する必要はなく、証明書の写真を撮影してアプリやサービス上で提出をするだけなので手間やセキュリティの面でも安全です。登録をする際は個人情報の取り扱いに関する規約をしっかり読み込むことをオススメします。

同業他社に応募できない可能性がある

例えばハンバーガーA店とハンバーガーB店両方で働きたい…という思いがあっても、同業他社での就業になると情報漏洩のリスクや独自ノウハウの持込など、トラブルになる可能性があります。そのため、同業他社での就業は禁止としている事業者が多くあります。

こちらも求人に記載をされていますので、募集要項は隅から隅までくまなく読み込みましょう。

無断欠勤や直前キャンセルはペナルティがある

やむを得ない場合は仕方がないですが、極力直前のキャンセルはしないようにしましょう。特に無断欠勤は募集事業者へ大変な損失をもたらします。マッチングサービスは双方の信頼がもとに成り立っている事業ですので、「今回だけだから大丈夫だろう」「1人来なくてもなんとかなるだろう」の考えはNGです。

もちろん、無断欠勤や直前キャンセルが発生した場合は働き手側にペナルティが課される場合があります。

「好きな時に好きな分だけ」バイトを楽しもう！

今回はワークシェアリングをテーマに、スキマバイトサービスについてご紹介してきました。

「週休3日制」「副業」「ギグワーク」「パラレルワーク」…etc.働き方の多様性が進んでいる中、バイトというカテゴリーも同じく広がりを見せてきています。自分の予定に合わせてフレキシブルに働くことができ、スキル要らずで始めやすいスキマバイトサービスは、これからどんどん選択肢の一つとして注目されていくのではないでしょうか。

Nolでは、他にも副業スキルシェアの概要や地方に特化した副業マッチングサイトなどをご紹介しています。ぜひ、こちらの記事も併せて読んでみてください！

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