気軽に利用できる【テレワークスペース】まとめ。最適な環境を確保して仕事や作業に集中しよう！

テレワーク向けレンタルスペースの魅力とは？

①作業に集中しやすい

そもそもテレワーク向けレンタルスペースが誕生した裏には、テレワークを実施するハードルが高かったという背景があります。テレワークをする際、インターネット環境・WEBカメラなどの機材を揃えるのはもちろん、周囲への配慮も必要です。仕事の効率は、作業環境によって大きく左右されるといっても過言ではありません。

例えば在宅でテレワークをする場合には、家事やスマホ・ゲームなどが気になってしまうことも少なくありません。また、カフェで仕事をする場合も、他のお客さんの迷惑にならないように、通話音声・作業スペースなどへの配慮が欠かせません。

レンタルスペースであれば、作業内容に合わせて個室・オープンスペースを使い分けられるため、集中して作業を進めることが可能です。利用者層もテレワークを目的とした会社員が中心であるため、作業に必要な機材・備品などのレンタルができる場合が多くあります。

②フリースペースでコミュニケーションを楽しめる

テレワーク向けスペースのなかには、仕事の間の休憩に使える共用のフリースペースが設けられている施設が多くあります。そのため在宅では味わえない、他の利用者との交流・コミュニケーションが楽しめます。

さまざまな利用者との交流を通して、新しいアイデアが生まれることもあります。また、思わぬビジネスチャンスを掴むきっかけを生む一面がある点も、テレワーク向けスペースが人気を集めるポイントです。

③個室タイプは周りを気にする必要がない

特にカフェやファミレスは本来テレワークをする場所ではないため、長時間の滞在は迷惑行為になってしまいます。その点、個室タイプのテレワーク向けレンタルスペースであれば、部屋の設備を自由に使えるだけでなく、長時間滞在することも可能です。

テレワーク向けレンタルスペースの種類・違いとは？

①コワーキングスペース

テレワーク向けレンタルスペースのなかでも、特に施設数の多いポピュラーなものとなっています。作業を行う場所が図書館やカフェのように、オープンな空間に作られている点が特長です。

施設自体に開放感があるため、他の利用者との交流もしやすい点が魅力といえます。利用料金は1ヶ月あたりで平均10,000～15,000円と高めですが、作業や休憩に関するサービス・設備のバランスのよさがポイントです。

②シェアオフィス

コワーキングスペースとよく似ていますが、こちらは仕事をする場所が個室である場合が多い傾向にあります。セキュリティ・プライバシーを考えた構造が特長で、各部屋に鍵や防音設備が採用されている施設も少なくありません。

地域によって利用料金が大きく変化しやすいこともあり、1ヶ月あたりの料金は平均20,000～50,000円程度とされています。リモートワーク専用の機材・設備が整っているため、少人数でテレワークをしたい場合や、WEB会議をしたい場合にはぴったりです。

③ネットカフェ

有料でインターネット環境を自由に利用できる施設で、昨今はリモートワーク・テレワーク向けのプランを提供している場所も多くあります。24時間営業の施設が多く、シャワー・フリードリンクなどといった、長時間滞在に合わせたサービスも多く展開されている点が特長です。

基本的に入会金・延長料などが発生するシステムになっており、料金は1回の利用で平均1,000～1,400円程度です。店舗によってさまざまな形態の部屋が用意されているため、自分にあった施設を探してみましょう。

④カラオケ店

歌や楽器の練習などに多く利用されるカラオケ店ですが、実はテレワーク向けの利用プランを提供している施設もあります。防音設備が整っているうえ、Wi-Fiや電源・フリードリンクの利用もできる点が特長です。利用料金も1時間で平均300～500円程度と安いため、気軽に利用しやすい傾向にあります。

⑤ビジネスホテル

多くの会社員・フリーランスなどに親しまれている簡易ホテルですが、テレワーク専用プランを導入しているホテルも少なくありません。宿泊をメインとしているため、ゆとりのある空間とデスクスペースで仕事できる点が魅力です。

宿泊時と同様に、アメニティやシャワー設備も利用できるため、徹夜での作業にもおすすめです。料金は日帰りで平均4,000～6,000円程度、1泊で6,000～10,000円程度となっています。在宅に近いスタイルで作業ができるので、「自宅でテレワークできない」というときにも最適です。

最適なテレワーク向けレンタルスペースを選ぶときのポイントは？

①アクセスのしやすさ

会社から離れた場所で仕事をするにしても、突然上司や取引先から呼び出されることがあります。そのため、テレワークをする際には自宅から職場・取引先までの距離を考慮し、移動時間を確認しておきましょう。また、周囲の治安・交通の便などもチェックしておくと安心して利用できます。

②設備・サービスの充実度

同じように見えるテレワーク向けレンタルスペースであっても、施設内で利用できる具体的な機材・設備は異なります。そのため、無料Wi-Fiや電源が利用できるかはもちろん、プリンター・ロッカー・ドリンクバーなど、自分の利用スタイルに合った設備があるかをチェックしましょう。

特に長時間滞在する場合には、専用のメールボックスやリラクゼーションサービスが用意されているレンタルスペースがおすすめです。作業時間と休憩時間を上手く切り替えられるようにすることで、リモートワークを効率よく進められます。

③利用料金・プラン

テレワーク向けレンタルスペースの料金設定は、大きく分けて定額制・時間制の2種類が存在します。定額制は主に1ヶ月利用分の金額を支払って利用するのに対して、時間制は30分～1時間経過するごとに料金が加算されるスタイルです。

そのため、短時間のテレワークで定額制の施設を利用するなどをしていると、料金が割高になる場合があります。具体的な料金は施設ごとに違っているため、自分のスタイルに最適な料金プランを提供しているレンタルスペースを選びましょう。

④利用者層

特にビジネスチャンスを得ることを考えてテレワーク向けレンタルスペースを選ぶ場合、どんな人が利用しているのかを確認する必要があります。

低価格すぎる施設の場合、ビジネスよりもカフェ・リラクゼーション感覚で利用する人が多くなる傾向にあります。上手くビジネスチャンス・人脈につなげられない場合もあるため、事前に利用者層をチェックしておきましょう。

テレワーク・リモートワークにおすすめのレンタルスペース一覧！（2021年8月末現在）

①TELECUBE（テレキューブ）

電話ボックスのような形状が特長の、完全個室タイプのテレワーク向けレンタルスペースです。予約・入室はスマホ1つで簡単にでき、個人または短時間での利用におすすめです。ロック開錠はスマホで行えることから、鍵を紛失する心配もありません。また、高い遮音性も備わっているため、集中してテレワークに取り組めます。

TELECUBE（テレキューブ）

②WORK AND WONDER

東京都内で展開しているシェアオフィスです。住所利用・法人登記が可能となっているため、会社員・フリーランス問わず高い人気を誇っています。複合機・シュレッダーなどの機材や、リラクゼーションサービスが揃っている点もポイントです。テレワークの時間と休憩時間をしっかり分けたい方におすすめのレンタルスペースといえます。

WORK AND WONDER

③Basis Point

「出会う、つながる、自由にはたらく」をコンセプトとした、テレワーク向けレンタルスペースです。30分からの利用が可能になっており、パソコンや充電器各種・ドリンクバーなど、さまざまな設備やアメニティーを利用できます。また、利用者が自由に参加できるイベントも開催されているため、ビジネスチャンスを狙っている方にもおすすめです。

Basis Point

④快活CLUB

全国展開しているインターネットカフェです。オープンスペース・完全個室の2種類の部屋が用意されており、人数やテレワークのスタイルに合わせて利用できます。シャワー・コインランドリーなどの設備も用意されているため、長時間のテレワークにおすすめです。

快活CLUB

⑤ジャンカラ

全国で高い人気を集めているカラオケチェーン店です。平日限定ではありますが、全店でテレワーク専用プランが実施されています。90分からの利用が可能で、各スペースにはWi-Fiや電源も完備されているため、長時間の作業にはぴったりです。

ジャンカラ

テレワーク向けレンタルスペースを利用するときの注意点は？

①飲食・電話禁止になっている場所もある

テレワーク向けレンタルスペースでは数多くの機材・設備が置かれていることから、飲食が禁止されているブースがある施設もあります。飲み物・食べ物をこぼしたことで機材が故障してしまい、さまざまなトラブルにつながる可能性もゼロではありません。

また、テレワーク向けレンタルスペースは、他にもたくさんの会社員・フリーランスなどが利用しています。そのため、大きな声で電話するのも避けましょう。特に共有スペースでは施設によって電話禁止になっていることもあるため、事前にチェックしておくことをおすすめします。

②共有パソコンでの作業・情報の取り扱い

テレワーク向けレンタルスペースで使えるパソコン・複合機などの機材は共有のものなので、ログイン情報やパスワードの管理は特に徹底しておきましょう。

もし、使っていたパソコンの電源をつけっぱなしにしていたり、コピー機の中に仕事の書類が入っていたりすると、個人情報や会社の機密情報が洩れてしまう場合があります。そのため、利用後のパソコンは必ずログアウトし、書類の取り忘れがないかを確認しましょう。

③防犯・セキュリティ対策

特に個室利用をする場合・長時間滞在する場合などは、自分の荷物・作業環境の管理はしっかりしておきましょう。

席を離れるときにはパソコンをロックする、荷物をロッカーに預けるなど、防犯・セキュリティ対策を行うことが大切です。できる限り、各部屋にロックが付いたテレワーク向けレンタルスペースを利用することをおすすめします。

④使った機材・ゴミは片付けてから帰る

テレワーク向けレンタルスペースの全ての設備は共有であり、自分が使った後の部屋・スペースは、他の誰かがまた使います。そのため、できるだけ他の人が気持ちよく利用できるように、使った後の機材は元に戻しておきましょう。

テレワーク向けレンタルスペースで毎日の作業時間を快適に

テレワークは自分の好きな場所で仕事ができる分、しっかり機材や環境を整えないと、かえって作業の効率が悪くなってしまいます。テレワークをより快適に実施するうえで、テレワーク向けレンタルスペースの存在は今後より需要が高まっていくことでしょう。今後テレワークを考えている方は、ぜひレンタルスペースを利用してみてはいかがでしょうか。