公共施設をシェアリング！？気軽に使える公共施設の意外な利用方法について

公共施設を利用することのメリット

公共施設を利用することには、メリットがたくさんあります。ここでは、なじみ深いメリットから目新しいものまで、まとめて紹介します。活用しなければもったいないものもあるので、メリットを見ながら利用を検討してみましょう。

お得に利用できる

公共施設を利用することのメリットの1つは、お得であることです。どの種類の公共施設でも基本的に安く利用できるようになっています。なかには無料で活用できる種類もあるので、気になるものはどんどん利用していくとよいでしょう。いろいろな種類の公共施設を上手に利用すれば節約につながったり、学びや楽しみの幅が広がったりします。

目的に合ったものが見つかる

公共施設を利用することのメリットとして、目的に合ったものが見つかるということも挙げられます。膨大な種類の公共施設があるため、自分が必要とする場所を見つけることは難しくありません。仕事のために使えたり学びに繋がったりするのはもちろん、お出かけや娯楽のために利用できる施設まで幅広く揃っています。

気軽にシェアリングできる

気軽にシェアリングできるのは、公共施設を利用することで得られる新しいメリットです。一昔前までは、行政施設の一室を自分の仕事のためにレンタルするのは難しいことでした。しかし現在では、さまざまな種類の公共施設をレンタルするのは珍しいことではありません。市民に対する活動支援や施設の維持などを目的に、公共施設が積極的にレンタルスペースを提供するケースが増えています。

レンタル料に関しても、安く設定されている点が魅力です。公共施設のレンタルスペースをまとめて紹介するサービスも増えてきているため、目的に合った場所を探すことも難しくありません。

公共施設の利用方法は多様化している

種類が豊富な公共施設には、たくさんの利用方法があり、本来の用途のままはもちろん、あえて珍しい取り組みをしている場所もあります。各自治体の公共施設をチェックすれば意外な目玉スポットやサービスが見つかる可能性もあるので、ぜひ探してみてください。

本来の用途で利用する

利用方法の1つ目は、本来の用途で活用することです。本を借りるために図書館を利用するように、公共施設の目的に沿った使い方になります。公共施設は値段が安いので、生活や学び、お出かけや観光まで幅広く利用していきましょう。数ある種類の公共施設のなかでも、特色のあるおすすめ例は以下のとおりです。

武蔵野プレイス

「武蔵野プレイス」は、図書館を中心に生涯学習・青少年活動・市民活動支援といった機能も持つ施設になります。図書館として利用されることはもちろん、洗練されたデザインの建物も魅力だと人気です。お出かけスポットとして利用するのも素敵なので、ぜひ足を運んでみてください。

武蔵野プレイス

橋本こども食堂

「橋本こども食堂」は、子どもが孤食する事態を減らすため、和歌山県の保健福祉センターを利用して始められた取り組みです。橋本市内の子どもから大人まで気軽に集まって、にぎやかに過ごせる居場所がつくられています。子どもは無料、大人は材料費ほどの負担で食べられる食堂です。大きな広がりをみせて、現在の橋本市では8種類もの子ども食堂が運営されています。

橋本こども食堂一覧

付随するサービスを利用する

公共施設のなかには、本来の用途とは異なるサービスを提供している種類もあります。リーズナブルに利用できたり思いがけない体験ができたりするので、活用してみましょう。日常ではなじみのない場所に入れるサービスもあるので、隠れた名所を探すことも楽しい利用方法になります。特色のあるおすすめ例の種類は以下のとおりなので、チェックしてみてください。

迎賓館

「迎賓館」は、世界各国の賓客を迎えるための内閣府の施設ですが、公共で利用できるサービスも付随されています。迎賓館の本館や庭園などが一般公開されているので、各国の要人が過ごすスペースを堪能するという非日常体験が楽しめます。本来の用途からかなり離れたサービスですが、利用することで贅沢な気分が味わえるでしょう。いろいろな種類の特別展も企画されるので、お出かけスポットとしておすすめです。

迎賓館

さいたま市桜環境センター

「さいたま市桜環境センター」は、本来はいろいろな種類のごみを焼却するごみ処理施設ですが、ごみ焼却で発生する熱エネルギーを利用したあるサービスで注目されています。そのサービスとは「余熱体験施設」と銘打たれたもので、露天風呂・ウォーキングプール・サウナなどの設備が揃う、健康ランドのような施設となっています。

さいたま市桜環境センター

レンタルスペースを利用する

公共施設の利用方法で注目が高まっているのが、レンタルスペースの活用です。人口が減少して空室が増えている影響で、所有スペースをレンタルする公共施設も全国に多数存在します。公共施設のレンタルスペースは、利用者にとって立地条件がよいところが多く、リーズナブルな料金でレンタルできる点が魅力です。

レンタルされるスペースの種類も、会議室・個室・ホール・展示場・防音＆音響設備付きスペースなどと多岐にわたります。そのため、レンタルスペースの利用方法も、いろいろな種類が見られるのです。

レンタルスペースの利用方法の例

• コワーキングスペース
• 会議場
• 展示会場
• セミナー会場
• イベント会場
• 研修会場
• 試験会場
• 各種教室
• パーティー会場
• 撮影会場　など

こくちーずスペース（レンタルスペース紹介サイト）

公共施設が提供するレンタルスペースは、各自治体のホームページなどで探せます。格安の会場を探す人のために、公共施設も含めたレンタルスペースを紹介する「こくちーずスペース」のようなサービスもあります。レンタルスペースを利用したい人は、参考にしてみてください。

こくちーずスペース

空き施設を利用する

公共施設の利用方法には、空き施設を使うというものもあります。少子化で廃校になる学校があるように、公共施設の場所や建物そのものが空いてしまうケースが増えてきているためです。レンタルできるだけでなく購入できる施設もあるので、大きなプロジェクトのために場所を探している人におすすめです。

利用できる公共施設の種類は、土地・公園・文化施設・スポーツ施設・学校・行政施設などが挙げられます。公共施設である物件は、一般的な市場価格よりもリーズナブルにレンタル・購入できる点が魅力です。既存の施設を活用することで、設備投資のコストも抑えられます。

公共R不動産（借用・購入物件紹介サイト）

空き公共施設をチェックしたいときは、それぞれの自治体のホームページなどを探してみましょう。自治体も空き施設の有効活用に積極的に取り組んでいるので、いろいろな種類のものが見つかります。レンタル・購入可能な空き公共施設を紹介する「公共R不動産」のようなサービスもあるので、活用してみてください。廃校舎を宿泊施設にしたり、公園をグランピング施設に生まれ変わらせたりと、多様な利用例が見られます。

公共R不動産

さまざまな種類の公共施設を活用してみよう

公共施設と一言でまとめても、種類や利用方法はいろいろです。普段何気なく利用していることもあれば、知らないうちにお世話になっていることもあります。また、特色のある取り組みで、積極的に利用してみたい種類も見られます。最近では、公共施設のシェアリングが活発になっているので、手軽にスペースを利用したい人は活用してみるのもおすすめです。

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