絵本のレンタルサービスがおすすめな理由

多彩なラインナップの絵本を気軽に借りられる「絵本レンタルサービス」ですが、自分で購入する場合とは違ったおすすめポイントがあります。まずは、絵本レンタルサービスがおすすめな理由を解説します。

子どもの好みにぴったりな一冊を見つけやすい

国内外では日々数多くの絵本が出版されているため、その中から子どもの好みに合った一冊を探すのは大変です。そこで絵本のレンタル・サブスクリプションサービスを活用すれば、選書のプロが子どもの年齢や好みに合う絵本を送ってくれます。

レンタルした絵本のラインナップが子どもの好みに合わなかったとしても、交換や返品できるサービスが多くあります。そのため、購入する場合よりも絵本を用意する負担を軽減できるでしょう。

さまざまな種類の絵本を手に取れる

レンタルサービスやサブスクリプションサービスによって取り扱っている絵本のラインナップは異なり、毎月送られてくる絵本のセレクトも選書のプロが行います。

そのため、自分で購入する場合とは違って購入者の好みによる偏りが出にくいのが魅力です。自分では購入しないようなジャンルの絵本に触れられるでしょう。

また、レンタル・サブスクリプションサービスを利用すれば、ネットから各出版社の新刊チェックや返却手続きなどが可能です。時間がなくて本屋へ行けないときでも、気軽に絵本に触れられます。

レンタルなら収納スペースを圧迫しにくい

絵本のレンタルサービスやサブスクリプションサービスでは毎月多くの冊数の絵本が届きますが、読み終えて不要になった絵本は郵送で返却できます。

そのため、あらためて本棚を用意する必要はなく、絵本でお部屋の収納スペースが圧迫されることもありません。

絵本のレンタルサービスの選び方

絵本のレンタルサービスはさまざまな種類があり、サイトごとに扱っている絵本のラインナップやプランが違います。自分に合ったサービスをどう見つけたらよいか分からない方に向けて、ここからは絵本のレンタルサービスの選び方をご紹介します。

取り扱っている絵本のラインナップで選ぶ

絵本のレンタルサービス選びの基本は、取り扱っている絵本のラインナップです。「絵本」と一言で表しても、物語の本や知育本、化学や生活に関する絵本など豊富な種類があります。

子どもに読み聞かせしたい場合や大人がじっくり絵本と触れ合いたい場合など、スタイルによってぴったりな絵本のジャンルは異なります。理想の楽しみ方に合う種類の絵本があるかどうかという観点で、レンタルサービスを選んでみましょう。

レンタル可能な絵本の冊数を比較して選ぶ

レンタルサービスによって、一度に借りられる絵本の冊数は異なります。無理なく絵本を読み切れる冊数をレンタルできるサービスを選びましょう。

一度に借りられる絵本が多いとたくさんの絵本を一気に読めますが、保管スペースが圧迫されたり全ての絵本を期限内に読み切れなかったりと、デメリットもあります。

また、レンタル可能な絵本の冊数が多いと利用価格が高くなる傾向にあるため、利用価格とレンタルできる冊数のバランスもチェックしておきましょう。

子どもの年齢に合わせたコースがあるかどうかで選ぶ

子どものために絵本をレンタルする場合、各年齢向けのコースが用意されているかどうかもチェックしてみましょう。選書のプロが、対象年齢別にぴったりな絵本を選んで送ってくれます。

子どもの成長に合わせて読ませる絵本を気軽に変えられたり、子どもの読書習慣づくりができたりとメリットがあります。

目的にあったレンタル方法で選ぶ

絵本のレンタルサービスの利用方法には、おすすめの絵本が届くスタイルと、ネットから自分で選ぶスタイルの2種類があります。

おすすめの絵本が届くスタイルのサービスでは、豊富な種類の絵本の中から選書のプロが選んだ絵本が毎月届くため、自分で選ぶ手間をかけずに幅広いジャンルの絵本に触れられるでしょう。

ネットから自分で絵本を選ぶスタイルのサービスは、読みたい絵本のリスト通りの本が届くのが特徴です。リストの内容はその都度変更できるため、自分で好きな絵本を自由に選びたい人向けのサービスといえるでしょう。自分の目的に合ったレンタル方法を選んでみてください。

汚れや破損の補償制度があるかどうかで選ぶ

レンタルした絵本を安心して使うためにも、汚れや破損の補償制度があるかどうかで選ぶことも大切です。万が一絵本を破損・汚損させてしまった場合、補償制度がないと買取や全額弁償などのトラブルにつながる可能性があります。

補償制度があるサービスであれば、レンタル期間中に破損・汚損させても追加料金やペナルティが発生しない場合が多いため、より安心して子どもに渡せるでしょう。

衛生管理が行き届いているかで選ぶ

小さな子どもにレンタル絵本を読ませる場合、衛生管理が行き届いているかどうかもチェックしておくとより安心して使えるでしょう。たくさんの利用者の手に渡るレンタル品には、雑菌や汚れなどが付着している場合もあります。

配送前に消毒やクリーニングを行っているかどうかが明記されているサービスであれば、小さな子どもにも安心して絵本を渡せるでしょう。

おすすめな絵本のレンタル・シェアリングサービス(2024年9月現在)

企業向けから個人向けまで、さまざまな出版社や企業が絵本のレンタル・サブスクリプションサービスを展開しています。ここからは、個人向けにおすすめの絵本レンタル・サブスクリプションサービスをご紹介します。

絵本のサブスク

「絵本のサブスク」は、0~6歳までの子どもを対象に年齢・成長・性別に合った中古絵本を毎月3冊配送してくれるサービスです。

人気のロングセラー本から話題作まで、豊富なジャンルから選書するため、就学前の子どもの読書習慣づくりにおすすめです。1冊当たりの価格は909円(税込)と安く、毎月のコストが気になる人にもぴったりでしょう。

取り扱っているのは中古絵本ではありますが、配送前には専用のクリーニング剤とアルコールを使用して一冊ずつ丁寧に洗浄・除菌を行うのも特徴です。衛生面が気になる人でも安心して利用できるでしょう。

【番外編】ユニバーサル絵本ライブラリー ユニリーフ

「ユニバーサル絵本ライブラリー ユニリーフ」は、「誰もが尊重され共に生きていく社会の実現に貢献すること」を信念として、2008年7月より点字を使う子どもに向けたユニバーサルデザインの絵本の貸し出しを行っています。

取り扱っている絵本は市販の絵本を解体し、点字を打ってから再製本したものです。文字と点字のどちらでも読めるため、目が見える子どもと目の不自由な子どもが同じ絵本を一緒に楽しめます。

利用時にはスタッフと直接やり取りの上、子どもに合った絵本の相談も可能です。レンタル価格は無料で、ネット上の本棚サービス「ブクログ」からレンタル可能な蔵書や読みたい絵本のリストをチェックできます。

点字を使う子どもがいる家庭はもちろん、ユニバーサルデザインの絵本に関心がある人にもおすすめのレンタルサービスです。

プロが選書してくれるサービス3選(2024年9月現在)

プロが選書してくれる絵本のレンタルサービスであれば、子どもの成長段階にぴったり合う絵本を配送してもらえます。ここからは、選書のスキルシェアを取り入れているサービスをご紹介します。

WORLD LIBRARY PERSONAL(ワールドライブラリーパーソナル)

「WORLD LIBRARY PERSONAL」では、選書のプロが世界各国の豊富なジャンルの絵本の中から、発達段階に合った作品を選んで届けてくれます。海外の文化や生活、言語に関する絵本も取り扱っており、子どもの国際的な感覚を育てられるでしょう。

しかけ絵本や飛び出す絵本など、子ども達が実際に触って楽しめる参加型絵本もレンタル可能なので、知的発達のサポートにも活用できます。

1歳から加入でき、月齢に応じて配本ラインナップが変化するため、絵本選びに悩む負担はありません。子どものグローバル教育の一環としてもおすすめできるサービスです。

絵本クラブ

「絵本クラブ」は、年齢別に厳選した絵本を家庭・オフィスに配送する絵本のサブスクリプションサービスです。

購読可能な絵本は、ロングセラーの本を中心に良書をバランスよく選書しているため、作品や絵本のジャンルの偏りを防げるでしょう。すでに持っている絵本が届いた場合には変更も可能です。

また、「おねだり機能」を使えば絵本クラブのサービスをプレゼントとして利用できるため、子どもがいる家庭へ出産祝いや入園・入学祝いとして好きな絵本をプレゼントしたい人にもおすすめです。

童話館ぶっくくらぶ

「童話館ぶっくくらぶ」は、多彩な絵本を出版している童話館が展開するサブスクリプションサービスです。絵本の質にこだわって選書した良書を配送しており、0歳〜15歳までの子どもはもちろん、「こすもすコース」という大人向けのコースも展開しています。

1年ごとの更新で、コースの変更はいつでもできることから、年齢に合った絵本のサブスクリプションサービスを利用したい人にもおすすめです。

絵本レンタルに悩んだら公共図書館もおすすめ

さまざまな企業や出版社が絵本のレンタルサービスを展開していますが、絵本のレンタルに悩んだときには、家の近くの公共図書館を利用するのもおすすめです。ここからは、公共図書館の利用をおすすめする理由を解説します。

絵本選びに悩んだら「レファレンスサービス」を活用できる

どの絵本を選べばよいか迷ったときに、公共図書館であれば「レファレンスサービス」を利用できるというメリットもあります。レファレンスサービスとは、図書館司書が館内資料やデータを活用して、利用者の調べものをサポートする無料サービスのことです。

「2才くらいの子どもにおすすめの絵本はないか?」「タイトルは覚えていないが、海がテーマの絵本を探してほしい」といったように、読みたい絵本についての質問や相談ができます。自分で絵本を探すのが難しいときにぴったりなサービスです。

読み聞かせ・おはなし会にも参加できる

公共図書館では、絵本に関するイベントに気軽に参加できるのも魅力です。全国各地の公共図書館では、定期的に司書やボランティア団体による読み聞かせ・おはなし会が開催されることがあります。

図書館のイベントは各公共図書館がある地域の広報にて掲載されているため、自分で読み聞かせするのが難しいときにはぜひチェックしてみてください。

絵本のレンタルサービスで子どもとのコミュニケーションを楽しみませんか?

「絵本」は子どもだけでなく、大人にも愛されています。絵本のレンタルサービスを利用することで、より気軽に多彩な絵本と出会えるでしょう。今回ご紹介したレンタルサービスも参考にしながら、ぜひ絵本を通したコミュニケーションを楽しんでみてください。

関連記事

【おもちゃ・知育玩具のサブスク】試してみませんか?人気9社の料金や内容を比較!

子どものおもちゃ選びに迷っていたり、置き場所に困ったりしているときは、

関連記事

ベビーカーレンタルのメリット・デメリットとは?購入との比較や人気のサービスを調査

新しい家族を迎える準備として必要なベビーカーですが、ベビー用品を揃え

関連記事

子育てシェアサービスアプリでママたちの不安を解消!サービスの仕組みや使い方についても解説します!

昨今、子育てママの間で注目を集めているのが「子育てシェアサービスアプリ

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

KEYWORD

関連のキーワード

NEW

新着記事

RANKING

人気の記事