【ライター紹介】

企業内ナレーター(広報担当)
Nol運営メンバー。声優・ナレーターの経験からNolの運営だけでなく、社内でナレーションや司会業務も行っている。最近の趣味は読書。年間100冊読むことが目標。
 
 

10年ぶりの一人暮らし 身軽に暮らしたい

「オフィスが移動になるらしい」2023年夏、勤務地が新しい社屋に移ることになり、通勤時間も増えるということで、私は10年ぶりに一人暮らしすることになりました。

10年前は、新卒で東京の会社に就職し、都心のマンションで一人暮らしをしていました。初めての一人暮らし、初めての東京、初めての社会人。期待よりも不安でいっぱいだったのか、その不安を埋めるように、6畳の1Kにこれでもかと家具や荷物を詰め込んでいました。

その空間は、仕事的にもスペース的にも精神的にも余裕を生み出すことはなく、たった9ヶ月で私は東京から離れることになったわけですが…。


それから紆余曲折あり、実家暮らしをしていましたが、今度の引っ越しは見知った大阪、家族・友達にもすぐ会えるという心強さから、可能な限りものは持たず、身軽で暮らしたいと思っていました。
前よりもきっと上手く暮らせるはず。もので埋め尽くさない、ものを持たないということは、自身の成長を証明する一つの指標にもなっているのでした。


ただ、私は(美味しいかどうかはさておき)料理をすることが好きなので、調理器具などのアイテムには強いこだわりがありました。でも物は減らしたい。そこで削減したのは、お皿でした。

一人暮らしの料理は最悪フライパン直接でも問題ない。かえって洗い物も増えないので好都合だと思い、実家から使われていなかった白のお皿を数枚だけ持っていくことに。


しかし使ってみると、これがなんとも味気ない。節約もかねて自炊したいけど、せっかくやるなら楽しくやりたいと写真アプリで撮影してみるも、白いお皿じゃ無難でどんな種類の料理を作っても同じように見えました。(私の盛り付けセンスのせいという可能性はここでは無視でいきましょう)


単純につまらないなぁと感じていたところに見つけたのは、月額制のシェアリング食器棚『うつわの、』でした。食器のシェアリングと聞いて、「わざわざ食器を借りるか~?」と思いましたが、取り扱っているのは和食器ばかりで、大きさも様々なものがセットになっていて使いやすそう!

「食器棚が毎月入れ替わるような感覚でテーブルにワクワクをお届けします。」というサービス説明にも心惹かれ、味気ない食卓に飽きていた私は実際にサービスを利用してみることにしました。
 
 

和食器のシェアリング『うつわの、』とは

”うつわを着替えて 日常を豊かに楽しく。”がコンセプト

食器のシェアリングサービスのアイデアが生まれたのは、2020年4月。世界がコロナ禍による影響を受け、日本で初めての緊急事態宣言が発令された頃です。

ステイホームが続き不安が募る日々に、それでも何か楽しめることはないかと考えたどり着いたのが、食卓をいろんな食器で彩りワクワクを届けるというコンセプトと『うつわの、』のサービスだったそうです。
 

『うつわの、』のこだわりと特長

日本最大の和食器の産地、美濃地方・瀬戸地方の食器が中心

『うつわの、』で提供されるのは日本の焼き物和食器ばかりです。美濃焼・瀬戸焼が中心で、各産地でスタッフが1つ1つ手にとってお皿をセレクトしています。利用者にとっても、手軽に質の高い日本の伝統産業を身近に感じることができます。
 

いつもクリーンで清潔

直接食事を載せるお皿なので、清潔かどうかはとても気になりますよね。『うつわの、』では常に清潔な状態で発送できるよう、お皿はすべて検品後にクリーニングされるそうです。場合によっては提携の窯元で再焼成するなど、衛生面には特別配慮しているところが安心です。
 

壊れた時も無償で交換

どんなに気をつけていても、ワレモノである限り破損してしまったらと心配になる人もいらっしゃるかもしれません。しかし、利用中に割ってしまった場合でも、基本的に同じ商品と交換対応をしてくれます。その他トラブルがあった場合も、お問い合わせフォームがあるため、そこから相談することが可能です。
 

『うつわの、』の利用方法

利用の流れとしては「セットを選ぶ」→「プランコースを選ぶ」→「配送される」という風になっています。
 

お皿のセット内容

セットは全部で9種類。1テーマごと9つのお皿で構成されており、1つ1つ違うものが組み合わされています。どれも味わいのあるセットですが、自分の好きな色味や雰囲気に合わせて吟味するのも楽しいです。
 

料金コース・プラン

料金は、レンタル期間(コース)とセット数(プラン)によって異なります。利用する人数や使いたい期間に合わせて、選択するのがいいと思います。また支払い方法は、各種クレジットカードまたは銀行振込となっています。


■2週間コース…気軽に2週間だけ利用
■毎月コース…1ヶ月単位で利用、セット変更がOK、同じセットを4ヶ月連続利用で買取OK
 

毎月コース
(サブスクリプション)
2週間コース
(スポット)
ベーシック9プラン ¥5,500/月 ¥3,900/2W
ベーシック18プラン ¥8,800/月 ¥5,800/2W

※送料 往路/一律 1,650円  復路/一律 無料
※沖縄県、北海道は 往路送料 沖縄県2,990円 北海道1,960円(復路無料)で配送
※料金に関する詳細は、公式HPも合わせてご覧ください。
 https://utsuwanoten.com/service/
 
 

実際に『うつわの、』で食卓を囲んでみた!

注文内容の選択

今回はお試しという気持ちもあったので、期間は2週間コースのスポット、お皿は1セットだけ選択しようと決めていました。しかし…お皿選びが本当に悩む…!

もともと和食器が好きなので、どれも魅力的に思えてしまい「このセットのこれがいい!」「こっちにはあの料理を載せたらおいしそう!」など目移りが止まりませんでした。

悩みに悩んだ末【アラベスク】というセットを選択。大人シックな色味と、黒い和食器は以前から欲しかったのですが、選ぶのが難しくて手が出せなかったので今回チャレンジしてみることにしました。

必要情報の入力と配送設定

注文したセットを確認し、名前やお届け先など必要な情報を入力していきます。最後にお届け希望日や時間帯を入力すれば注文完了です。完了後は、『うつわの、』から注文確認メールが届きます。在庫がない場合は、入力したメールアドレスに連絡が来るので、確認しておきましょう。
 

魅力的なお皿たちが手元に…!

指定した日にきちんと自宅までお皿が届きました!お皿の大きさに合わせた専用の箱と梱包材で丁寧に包まれており、どれも新品のように綺麗!様々な大きさがあり、私の持っているお皿より軽くて、でも味わい深いお皿を前にして私のテンションは上がりまくりでした!
 
箱にはお皿のほかに案内や返却に関わる書類も入っていましたので、下記を確認して必要なものは返却日までとっておきましょう。
 
 
【同梱内容】
・ご挨拶文
・『うつわの、』のパンフレット
・ご利用ガイド(到着から返却までの手順などが記載)
・1ヶ月サブスクのご案内
・返却について(返却日が記載)
・返送用着払い伝票(返却まで取っておく)
・アンケート
・ポストカード
 
 

黒中鉢・黒豆鉢×お蕎麦

さっそく、一番のお目当てだった黒い中鉢と、同じような風味の豆鉢も使ってみることに…。

蕎麦とあり合わせの漬物やめかぶ、納豆を載せただけで品のいい料理に見える!できあいのマグロの佃煮を入れただけで、ちゃんとした小鉢感がある!鰹節や金ゴマもかけるなど、素敵なお皿に変えただけで薬味をプラスする気にもなり、食事ももちろん美味しくいただきました!

また、写真で伝わるかわかりませんが、この豆鉢は口が少し斜めになっていて、料理が綺麗に見える工夫がされています。こういう細かなこだわりのある食器は、『うつわの、』のコンセプトどおり私の心をワクワクさせました!!
 
 

砂紋の白中皿×副菜

平日、作り置きしていたおかずを載せても様になりました。(お昼とほぼ同じメニューだけど飽きません)私の雑な盛り付けですが、紋様の陰影がアクセントになり、いい感じです。
 

木の葉型の小皿×コンビニ飯・インスタント味噌汁

ご飯を作るなんてできない日もあります。そんな時はコンビニ!笑 サラダチキンとゆで卵、納豆、インスタント味噌汁。にんじんの総菜だけは作り置きですが、それらをパックじゃなくてお皿に載せたらそれっぽくなったので、ちょっといい晩ご飯に見えました。
 

唐草模様の大皿・砂紋の白中皿・木の葉型の小皿×年末年始総菜

年末年始をまたいで利用していたこともあり、私の家で幼馴染3人で年越し。買い込んだ総菜や作った料理をいくつかお皿に載せてみました!料理上手になった気分になるし、自分に盛り付けのセンスが芽生えたと錯覚できました。笑
 

味わい深いカップ×朝ごはん

年越しの次の日、飲んで食べ過ぎてむくみまくりの私と幼馴染たち。朝ごはんはヨーグルトとコーヒーのみでしたが、せっかくだったのでこれにも『うつわの、』のカップを。

セットの中で2番目に気に入っていたこのカップ。スープやヨーグルトを入れるのにちょうどよい大きさかつ、和食器ならではの味わい深い色づきに、二日酔いも飛んでにっこにこの笑顔で友人に差し出しました。
 
 

素敵なお皿たちを泣く泣く返却…

2週間はあっという間に過ぎてしまい、『うつわの、』からのリマインドメールで返却日に気づきました。笑 ちゃんとお知らせしてくれるのも、ぼーっとしている私にはありがたかったです。

梱包は、届いた時に入っていた箱に戻していくだけ。各お皿の箱には種類がちゃんと書かれていますし、直し方のコツが書かれた用紙も同梱されていたので、簡単に作業できました。

あとは、返却用の伝票を貼り付け、近くのヤマト運輸の集荷サービスを使って希望の日時を指定し、引き取ってもらって完了です。
 

『うつわの、』を利用してメリット・デメリット

メリット

・普段買うのを躊躇するような食器を利用できる(失敗したくない気持ちを回避)
・食卓が華やぐので素直に楽しい、ワクワクする
・料理を作りたくなる、凝りたくなる
・食器に合わせて新しい料理に挑戦したくなる
・人を招いたり、写真を撮って残すのが楽しくなる
・自分が使いやすいお皿のサイズや種類が分かる
 
     
そもそも和食器には高いイメージがありました。もちろん、お手頃な和食器もありますが、味わい深さが少し足りないと感じていました。なので、こんな手軽に色々なお皿を試せるのはとても嬉しかったです。今後お皿を購入する際の参考にもなりましたし、また違うセットを頼んでみたいと思いました。
 

デメリット

正直あまりデメリットは感じませんでしたが、もともと食器がたくさんあるお宅では、単純に数が増えるので置くスペースを確保しないといけないと思います。食器の整理や処分を考えているのであれば、足りない分は一時的として使えますし、次にそろえるお皿の参考になりますのでそういったタイミングで利用するといいかもしれません。

段ボールや梱包材もたためるとはいえ、処分せずに置いておく必要がありますので、その場所やスペースの確保も考えていると、ストレスなく利用できると思います。
 
 

まとめ

お皿の買い替え時や入れ替えなんて、割れてから考えるものだと思っていたので、今回『うつわの、』のサービスを利用したことは、私にとっては価値観のプチ変化が起こりました。

食器が毎月変わるとは、食器棚が毎月変わるようなもの。生きているうえで外せない食事の時間に新しい景色が与えられるのは、気持ちを明るく前に向かせるものかもしれないなぁと感じました。家の中くらい自分の好きなものを用意して、楽しむのもいいですよね。

みなさんも興味が出たら、ぜひ利用してみてくださいね!
 
 

ライターの余談:食をめぐるおすすめ書籍

夏生さえり『口説き文句は決めている』(2017)

ティファニーで朝食するよりも必要なのは、住み慣れた部屋とベーコンと卵、それから寝癖のついた恋人だけだから―。 妄想恋愛ツイートで人気を博したライターによる、“食と恋”をテーマにした胸キュンショートストーリー集。

加藤千恵『この街でわたしたちは』(2020)

「食べ物のかたまり もしくは言わないでいる言葉 胸にひっかかるのは」 10代で歌人になった作者による東京を舞台にした恋愛短編集。食事の場は、人を無防備にする。随所に出てくる歌が切なく胸を揺らす作品。

大平 一枝『それでも食べて生きてゆく 東京の台所』(2022)

「何も失っていない人などいない。みんな何かを喪失し、それでも立ち上がり 今日もご飯を作っている。」台所と食を通じて、人生の“喪失と再生”を見つめるノンフィクション作品。食するとは生かし生き続けること。その事実が時に優しく、時に痛いほど胸を貫く一冊。

柚木麻子『BUTTER』(2020)

「男のデブと女のデブは違うでしょ?」男性から財産と命を奪った容疑で逮捕されたのは、若くも美しくもない欲望にまみれた女だった。男たちはなにを求め、女はなにを満たしたのか。私たちは世の中の一体どんな価値観に縛られているのか。各紙誌絶賛の社会派長編。

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

KEYWORD

関連のキーワード

NEW

新着記事

RANKING

人気の記事