駐車場シェアリングのおすすめサービスサイト・アプリ！メリットや選び方を知って出先や旅先で有効活用しよう

駐車場シェアリングサービスとは？

①使わない駐車場を有料でシェアできるサービス

駐車場シェアリングは、空き地・住宅の空きスペースを有料駐車場としてシェアできるサービスのことです。現在、国の政策として地域課題の解決に向けたシェアリングエコノミー事業を推進しており、社会的に関心が集まる中でこのサービスが誕生しました。

地域経済の活性化にもつながるとして人気を集めていることもあり、今後より市場が拡大するといわれています。駐車場シェアサービスはパソコン・スマートフォンなどで簡単に登録・検索ができる「手軽さ」が人気を後押しするポイントにもなっています。

②一般の人でもシェアが手軽にできる

駐車場シェアリングは、副業・スモールビジネスとしても注目されているサービスでもあります。駐車場シェアサービスは、空きスペースさえあれば法人・個人問わずシェアが可能なため、コインパーキング・駐車場運営に比べて初期投資が少ない傾向にあり、提供者にとってのメリットもあります。

利用者の間では、全国各地に存在し、安い料金で必要な時間だけ利用できるという駐車場シェアサービスの特徴から、旅行・長距離のドライブなどにおいて高い人気を誇っています。このように、一般の人でも簡単に貸出・シェアができるため、今後さらなる注目を集めるサービスといえます。

駐車場シェアリングサービスを利用するメリットとは？

①通常の有料駐車場よりも安い

1つ目は「通常の有料駐車場よりも安い」という点です。一般的に月極駐車場は約8,000円程度、コインパーキングは1時間で300円程度の費用がかかります。しかし駐車場シェアサービスで利用する場合は、サイトによって多少違いはありますが、1日の利用で300～1,200円程度とリーズナブルです。そのため、より安く駐車場を利用したい場合には便利なサービスとなります。

②事前の利用予約が可能

2つ目は「事前の利用予約が可能」という点です。一般的な有料駐車場の場合、予約なしでの利用が中心になることから、特に行楽シーズンやレジャー施設を利用する際には「車やバイクを停めたいのにどこも満車」という状況に遭遇することも少なくありません。

しかし、駐車場シェアサービスの場合、各サイト・スマートフォンアプリを活用すれば、必要な時やタイミングに合わせて駐車場を事前予約できます。予約可能期間については各サービスによって異なりますが、1カ月前から予約できるサイトもあるため、旅行先で混雑しそうな際にも便利です。

③全国の駐車場から検索可能

3つ目は「全国の駐車場から検索可能」という点です。一般的な有料・月極駐車場の場合、インターネット上の地図などで場所の検索が可能ですが、各マップに掲載されている情報が少なく、駐車状況も分からないため、実際に現地で駐車場を訪れても満車で利用できない場合もあります。

その点、駐車場シェアサービスは、各サービスのサイト・アプリから全国各地を一括検索できるうえ、各駐車場の利用状況・スペース・利用可能な車種などの情報もチェックすることが可能です。初めて訪れた場所であっても、アプリを確認すればアクセスルートを確認できるサイトもあるため、旅行・長距離のドライブ時にも便利なサービスです。

駐車場シェアリングサービスの選び方とは？

①利用目的

1つ目の選び方は「利用目的」です。レジャーや観光で使うのか、または出張・ビジネスで使用するのかなどといった、目的をはっきりさせておきましょう。

例えば観光・デートなどのプライベートシーンの場合には、レジャー施設・お出かけスポットから近い場所でシェアできる駐車場があること。反対に営業・出張などのビジネスシーンの場合は、いつでもスムーズに取引先の会社へ向かえるように、駅・オフィス街周辺の駐車場があることといった点で利用するサイトを選ぶのがよいでしょう。

②シェアの予約ができる期間

2つ目の選び方は「シェアの予約ができる期間」です。自分の利用スタイルに合わせて予約期間を設定できるサイトを選びましょう。サービスによっては、1～2週間または1カ月前から予約可能なため、スケジュールを確認しながらサイトを選ぶのがよいでしょう。

特に旅行混雑や旅行先でのトラブルなどによって、突然駐車場が必要になることもあります。その場合には、即日予約ができるものを利用しましょう。利用時間はサービス・場所によって少しずつ異なっているため、サイトやアプリのマップを参考にしながら、利用する駐車場を選ぶことが大切です。

③契約単位・支払い方法

3つ目の選び方は「契約単位・支払い方法」です。利用目的と併せて重視すべき点といえます。駐車場シェアサービスは「1時間300円」といったように、各駐車場で異なる料金設定がされており、利用時間の長さに合わせて料金が変化するのが特徴です。

そのため、利用スタイルに合った契約単位・支払い方法かどうかを確認しておかないと、利用時間に対して料金が割高になったり、あらためて現金や電子マネーなどを用意しなければならなくなったりすることもあります。数分～数時間程度の短時間利用を想定している場合には「時間単位制」を採用しているサイト、数日・毎日利用する場合は「月額制」のサービスを利用するのがおすすめです。

④サポート体制

4つ目の選び方は「サポート体制」です。駐車場シェアサービスは、誰でも気軽に利用できる反面、利用時にトラブルが起こることもあります。そのため、ケガや設置物の破損・違法駐車などといったトラブルにしっかり対応してくれるサイトを選ぶことがおすすめです。

駐車場シェアリングサービスサイト・アプリの使い方とは？

①駐車場シェアサービス・アプリにて会員登録

まず始めに、利用したい駐車場シェアサービス・アプリにアクセスし、会員登録を行います。メールアドレスやSNSアカウントを使うことで登録が可能です。

②住所・地名などで駐車場を検索

次に住所・地名などから使いたい駐車場を検索します。検索画面で料金・駐車場の広さ・利用可能時間などを比較できるサービスも多いため、運転する車やバイクの大きさ・利用スタイルに合った駐車場を選びましょう。

③シェアしたい日時・時間帯で予約

次に、シェアしたい日時・時間帯を設定します。利用可能時間・スケジュールは駐車場によって異なるため、予約画面からシェアしたい時間を選びましょう。シェアする時間によって実際の料金が変化するため、あらかじめ料金体系をチェックしたうえでスケジュールを組むことが大切です。

④支払い方法を選択

最後に、支払い方法を選択しましょう。クレジットカードや現金支払いが一般的ですが、シェアサービスによっては携帯電話料金との合算・電子マネーによる支払いに対応している場合もあるため、自分のスタイルに合った支払い方法が利用可能かどうかをチェックしておきましょう。

⑤利用・チェックアウト手続きをする

予約手続きが完了したら、予約した駐車場の番号・所在地などが表示される（またはメールが届く）ため、紛失しないように保管しておきましょう。当日は予約した駐車場を訪れ、車やバイクを停めます。サービスや駐車場の場所によっては、シェアゲートを設置している場合もあるため、予約時に保管しておいた番号を入力しましょう。

利用時間が終わったら、すみやかにチェックアウト手続きを行いましょう。予約可能時間を過ぎても駐車している場合は、超過した分の料金が徴収されたり、「違法駐車」とみなされて会員資格を取り消されてしまったりする場合もあるので注意しましょう。

おすすめの駐車場シェアリングサービスサイト・アプリ一覧！（2021年8月末現在）

①akippa（あきっぱ）

1つ目は「akippa（あきっぱ）」です。15分単位でのシェアが可能なサイトであり、国内の駐車場シェアサービスの中でも最大級の登録駐車場数を誇っているのがポイント。利用者として活用する場合「akippaバリュープラス」というシステムも用意されており、通常会員より1時間又は3時間早く予約ができたり、お得なクーポンが利用できたりなどのメリットがあるのも魅力です。

akippa（あきっぱ）

②特P

2つ目は「特P」です。人気のお出かけスポットの周辺を中心に、10万カ所以上の駐車場が登録されているシェアサービス。シェア予約可能な駐車場に加え、コインパーキング・無料の駐車場の場所なども掲載されており、国内最大級の情報量を誇っている点が魅力といえます。また、サブスクリプション方式・1カ月単位でのシェアにも対応しており、長期利用を考えている利用者にもおすすめです。

特P

③タイムズのB

3つ目は「タイムズのB」です。有料駐車場を運営する「タイムズ24」が手掛ける駐車場シェアサービスです。1日単位での予約が可能で、スケジュールに合わせて1週間などの長期利用にも対応してもらえることから、宿泊を伴う旅行など長期のお出かけにおすすめです。

タイムズのB

④toppi！（とっぴ）

4つ目は「toppi！（とっぴ）」です。「三井のリパーク」が提供しているシェアサービスであり、都心・観光地を中心に展開していることから、旅行や出張などの様々なシーンで活用できます。

toppi！（とっぴ）

駐車場シェアリングサービスサイト・アプリを使ってみよう

毎日のドライブ・お出かけを快適にしてくれる駐車場シェアリングサービス。地域活性化・副業の一環としても注目されていることから、今後はより多彩なサイトやサービスが展開していくことでしょう。これからの旅行・出張を予定している方は、ぜひ駐車場シェアリングサービスを活用してみてはいかがでしょうか。