「備えたいけど…」防災グッズに関するよくある悩み

防災対策に関心があっても、実際に行動に移すとなると、こんな悩みにぶつかる方が多いのではないでしょうか?

◆何をどれだけそろえればいいかわからない
防災セットと一口にいっても、水、食料、ライト、電池、医薬品など、そろえるものは多岐にわたります。しかも、家族の人数分を準備する必要があり、リサーチだけでも一苦労。情報が多すぎて、最初の一歩が踏み出せない方も多いはずです。

◆買った後の管理が面倒
非常食の賞味期限が切れていたり、乾電池が液漏れしていたり…。せっかくそろえたのに「いざという時に使えない」状態では意味がありません。定期的なチェックと交換が必要ですが、忙しい日常の中でそれを続けるのはなかなかの負担です。

◆家族構成に合った備えが難しい
小さなお子さんがいる家庭ならミルクやおむつ、高齢者のいる家庭なら薬や介護用品、ペットがいればフードやトイレシートなど、必要なものは家庭によってさまざま。市販の「一般的な防災セット」だけでは、すべての家庭の事情をカバーするのは難しいのが現実です。

◆収納やコストの負担が大きい
防災用品は普段使うわけではないので、収納スペースを圧迫しがち。特に都市部のマンションなどでは置き場所に困ることもあり、収納問題に頭を悩ませる人も多いようです。また、一式を買いそろえると意外と高額になるため、「結局使わなかったらもったいない」とためらってしまう人も少なくありません。

何を準備したらいい?最低限の防災グッズとは

初心者が防災対策を始めるときに、最低限そろえておきたいアイテムは以下の通りです。
・水(1人1日3L × 3日分)
・食品(3日分の保存食)
・防災用ヘルメット
・衣類、下着、レインウェア、紐なしのズック靴、軍手
・懐中電灯、ろうそく、マッチ
・予備電池、携帯充電器
・救急用品(ばんそうこう、訪台、消毒液、常備薬など)
・使い捨てカイロ、ブランケット
・タオル、洗面用具、歯ブラシ、歯磨き粉
・ペン、ノート
・マスク・消毒用アルコール・体温計など感染症対策用品
・貴重品(現金、保険証のコピー、身分証明書など)

※その他、家庭ごとに必要なもの(生理用品、ミルク、おむつ、薬、眼鏡、ペット用グッズなど)は別途準備が必要です。

防災グッズをサブスクレンタルするという新しい選択肢

これらの悩みや負担を一気に解決してくれる手段として注目されているのが、防災グッズのサブスクレンタルサービスです。

サブスクレンタルのメリット

◆必要なものがセットになっているので初心者でも安心
最初から必要最低限の防災グッズがそろっているため、初心者でも迷わず始められます。

◆管理やメンテナンスの手間がかからない
食料や電池の期限が近づくと、サービス側から連絡が来たり、自動で定期交換されたりするため、メンテナンスの負担がありません。

◆ライフスタイルや家族構成に合わせて選べる
子ども用や高齢者用、ペット用など、家庭に応じたオプションが用意されているサービスもあります。

◆一定期間ごとのアップデートで常に最新の備えができる
防災グッズの性能や内容は、技術の進歩や新しい知見に合わせて変わっていきます。サブスクレンタルなら定期的に内容が見直され、最新の備えをキープできるので、古いものを持ち続ける心配がありません。

◆初期費用を抑えられて、無理なく続けられる
初期費用を抑えつつ、月額で無理なく続けられるのもサブスクの魅力。急な出費を避けたい方や、まずは試してみたい方におすすめです。

注目の防災グッズサブスクレンタルサービス4選(2025年9月現在)

ここでは、代表的な防災グッズサブスクレンタルサービスをご紹介します。それぞれ特徴が異なるため、比較・検討して自分に合ったものを選びましょう。

StockOne(ストックワン)

ストックワンは、メンテナンス付きの防災グッズレンタルサービスです。商品の賞味期限や電池の寿命はすべてストックワンが管理してくれるため、期限が近づくと自宅まで交換に来てくれます。古くなったアイテムの処分も任せられるので、自分での管理は一切不要。配送での受け取りにも対応しています。

プランは大きく分けて2種類あります。3日間の非常時に必要なアイテムをまとめた「スタンダードプラン」(月額780円・税込)と、機能性やデザインにこだわったリュックにたっぷり装備を詰めた「プレミアムプラン」(月額980円・税込)です。さらに、2歳から6歳までのお子さま向けの専用リュックもオプションで用意されており(月額580円・税込)、家族の状況に合わせて無理なく備えられます。

+clue(タスクルー)

「タスクルー」は、防災とアウトドアを組み合わせたサブスクサービスです。普段使いもできるおしゃれなリュックやアイテムを新品でお届け。食料や消耗品は定期的に自動配送され、賞味期限切れや劣化の心配がありません。さらに、タスクルーの全商品は龍神を祀る神社で祈祷された後に発送されます。強運のご利益があるとされる龍神のお守りも一緒に備えられるので、安心感がプラスされます。

料金は、備える日数に応じて変わります。大人1人用の1日分の備蓄セットは月額2,200円(税込)、2日分のセットは月額3,300円(税込)、3日分のセットは月額4,378円(税込)。初回発送と定期配送の送料はすべて無料となっています。最低契約期間は1年間で、その間の解約はできません。もし1年未満で解約する場合は、1年分の料金が発生するため注意が必要です。

STAY ALIVE(ステイアライブ)

STAY ALIVEは、防災士が監修した防災・備蓄グッズを月額制でお届けするサブスクリプションサービスです。必要最低限の防災用品をコンパクトにまとめ、消費期限が近づいたアイテムは自動で新しいものと交換されるため、管理の手間がかかりません。

単身者向けから家族向けまで、ライフスタイルに応じたさまざまなプランが用意されているのも特徴です。防災アイテムに加え、非常食と飲料水(3日分)を含む標準的なセットが含まれた「基本プラン」は月額1,380円(税込)。非常食なし・防災アイテムのみのシンプルな内容の「お手軽プラン」は月額980円(税込)。そして、2人分の防災セットに家族で使える共通アイテムを加えた内容の「ファミリープラン」は月額2,580円(税込)です。また、帰宅困難対策や護身用などのオプションも追加可能。契約期間の縛りや解約金はありません。

防災ゆうストレージ

『防災ゆうストレージ』は、日本郵便株式会社と寺田倉庫株式会社が共同で企画し、寺田倉庫株式会社が提供する防災用保管サービスです。「じぶん用支援物資」として、災害時に必要・重要となる物を事前に専用倉庫に預けておくことができます。地震や災害が発生した際には、日本郵便の配送網を活用して全国どこへでも迅速に届けることが可能(※)。また、アルバムや思い出の品など、失いたくない貴重品の保管手段としても活用されています。

プランは2種類あり、預けるボックスのサイズにより料金が異なります。
◆専用ボックス〈小〉(13.5kgまで)
初期費用:5,280円(税込)/月額保管料:275円(税込)/取り出し・再入庫 各1,540円(税込)
◆専用ボックス〈大〉(20kgまで)
初期費用:7,810円(税込)/月額保管料:480円(税込)/取り出し・再入庫 各2,200円(税込)

※災害の影響により、配達が遅延する場合や、やむを得ず配達できない場合もあります。

防災対策の第一歩は“レンタル”から!気軽に始めてみませんか?

「備えなきゃ」と思っていても、面倒でつい後回しにしがちな防災対策。だからこそ、手軽に始められるサブスクレンタルサービスがおすすめです。災害はいつ起こるか分かりません。まずはできるところから、“安心”をちょっとずつ備えていきませんか?あなたと家族のための防災準備、思い立った今がスタートのチャンスです。

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