※サービス内容:2024年11月現在
ライター:見習い編集長
Nolの編集長見習いをしています。好きなものはアイドル、アニメ、漫画。逆張りと順張りのハイブリッドでコンテンツを楽しんでいます。ただいまシェアリングの良さを広めるべく、見習いとして精進中。
防振双眼鏡の機能と選び方
今回防振双眼鏡を使用する場所は、なんとキャパ約5万人の「ヤンマースタジアム長居」。いつも双眼鏡を使うコンサートは毎年のアリーナツアーか3年に1回ドームクラスがある程度の頻度なので、こんな大箱は人生初めてです。
近い席でも、遠い席でも応援しているアーティストの姿は鮮明に見たい!
何なら一挙手一投足見逃したくない!
という私にとって、最初に思い浮かんだのは双眼鏡の「倍率」…ですが、どうやら他にも重要なポイントがさまざまあるようです。
会場のキャパシティにあった倍率 | おすすめの倍率 ・ホール(約2,000人規模) …6倍程度 ・アリーナ(約1万~1万7,000人規模) …10~12倍 ・ドーム(約3万人規模) …12~16倍 ・スタジアム(約5~7万人規模) …14~16倍 |
口径(明るさ) | 口径が大きいほどレンズにたくさんの光を集められるので、対象が明るく鮮明に映る。 |
明るさ | 倍率と口径によって数値が決まる。数値が高ければ高いほど鮮明に映る。 |
実視界(視野の広さ) | 実視界の角度が大きいほど、双眼鏡を動かさずに見られる範囲(視野)が広くなる。 |
防振スイッチが固定できるかどうか | 防振スイッチを押しながらだとコンサートに集中ができない。 スイッチをロックできるタイプがおすすめ。 |
防振オートオフ機能の有無 | 電池の無駄な消耗を減らすにはオートオフ機能付きが良い。 最低でも1曲分は防振機能が続くものを選びたいので、約6分以上続く商品を選択することがおすすめ。 |
重さ | コンサートの2~3時間に持っていても疲れないように、なるべく軽いものがおすすめ。 |
ざっと洗い出してもこれだけあります。過去に本サイトNolでも双眼鏡の選び方を紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。

意外と大事に感じたのが、倍率よりも「口径」「明るさ」と「実視界」。詳しい説明は省きますが、レンズを覗いて見えた世界がどのくらい明るく、どのくらいの範囲まで見えるかということです。とくに、コンサート会場は暗く、対象となるアーティストは基本的にずっと動いています。鮮明に、視野から外れないように快適な防振双眼鏡ライフを送るには外せないポイントでした。
倍率はそこそこに、口径はでかければでかい程良い、実視界は広ければ広いほど良いというのが、今回レンタルをしてみて感じた自論です。
家電・カメラのレンタルサービス「Rentio(レンティオ)」で防振双眼鏡をレンタルした
防振双眼鏡を購入する場合は5万円以上のものがほとんど。スペックを重視すればするほど高くなっていき、なかには10万円近くかかるものがあります。チケットはほいほい買うくせに、物になると尻込みをしてしまうのではなぜでしょう。ともあれ、購入をして後悔をしても時すでに遅し。まずは試し利用ができることもレンタルの良さですね。
今回私が選んだレンタルサービスは「Rentio」です。なぜかというと、サイトがとっっっっっってもオタクフレンドリーだったからです。Rentioさんのサイトでは双眼鏡に関する記事が41記事掲載されており、どの記事も情報量が多い!それぞれのコンサート会場別に特徴が書いてある記事もあり、見え方のイメージがつきやすくめちゃくちゃ参考になります。皆さまもぜひ読んでみてください。
利用の流れ
普段レンタルサービスを利用されている方であればご存知だと思います。Rentioは、生活家電からオフィス事務用品などの機械類を主に取り扱っているレンタルサービスです。3泊4日からお手頃価格で借りられるワンタイムプランと、じっくり使える月額制プランの2種類の料金プランが用意されています。

ちなみに、「防振双眼鏡」のカテゴリーを見ると現在39件の商品が出てきました。

- 1商品を検索し、選ぶ
- 2アカウント新規登録or Amazonでログイン
- 3商品を受取る
- 4商品を使う
- 5商品を返却する
注文~返却までの利用の流れ
利用して感じたのが、Rentioはとても借りやすく返しやすいということです。いくつかレンタルサービスを利用してきていますが、「自分が持っているAmazonアカウント」でログインができる=新規登録する必要がないのは、住所やら精算方法やら面倒な記入が少なくて非常に助かります。
返却の際もたいていは伝票の記載をしてから宅配業者やコンビニで出荷の依頼をするサービスが多いですが、Rentioではスマホの指示通りに二次元コードやバーコードを宅配業者、コンビニに見せるとそのまま受け付けてくれます。ズボラな私にとってはとても嬉しい、嬉しい…。
↓ログイン画面↓

↓返却画面↓


レンタルをした防振双眼鏡「ビクセン ATERA Ⅱ H14×42WP」のスペックと選んだ理由
私が今回選んだ防振双眼鏡は「ビクセン ATERA Ⅱ H14×42WP」。

倍率 | 14倍 |
口径(明るさ) | 42mm |
明るさ | 8.3 |
実視界(視野の広さ) | 3.8度 |
防振スイッチが固定できるかどうか | 固定できる(90分防振機能が続く) |
防振オートオフ機能の有無 | 有 |
重さ | 559g(電池別)※500mlペットボトルくらい |
その他 | 防水機能付き |
防振双眼鏡のメーカーと言えば、ビクセンの他、Cannonやケンコーなどが有名ですよね。今回、実際に商品を選ぶ前にヨドバシカメラに行って実物も体験してみました。まずに「スタジアムなら14倍は必要だろ!」ということで14倍のものを試していたのですが、わりと暗いな…というのがはじめの感想でした。大体、同倍率クラスは明るさが3~5程のなか、ビクセンはなんと8.3!ヨドバシカメラの眩しさの中では大きな差は感じられなかったですが、コンサート会場や今回のような夕方~夜にかけての野外スタジアム公演では結構違ってきそうです。
重さも500mlのペットボトルくらいなので許容範囲。当日に雨が降る可能性があるので、防水機能がついていることも理由の一つになりました。(当日水の演出があり、めちゃくちゃ濡れました。防水で良かった。)
実際に使用してみての感想はまた後ほど記述しますね。
実際に届いたセット
届いたら、まずは中身をチェックしましょう。ちゃんと依頼したものが届いているのか、防振機能が使えないなどの不具合がないか…などなど。使う直前に分かってもどうしようも無いですからね。あと、一つ注意してほしいのが、送られてきたダンボールは絶対捨てないでください!レンタルサービスあるあるで、商品を返却する際にそのまま入れて返すからです。できれば畳まずに置ける場所があれば保管しておくことをおすすめします。
実際にレンタルしてみた感想とレンタルのメリット
見え方…は聞いていた通り「Blu-ray並」
当日の席はアリーナのバックステージ側。横に通路があったのでもしかするとトロッコが通るかも…と期待していましたが、残念ながら私が応援している方は通らずでした(泣)
私の席の場所
今回はメインステージの高さが低かったのかバクステ側から見るとやっとお顔が確認できるかなというところでしたが、そのお顔自体は本当にキレイに見ることができました。噂には聞いていましたが、まさにBlu-ray鑑賞をしているよう。防振双眼鏡様様です。
明るさも申し分なく、いつも感じていた揺れのストレスが一切ありません。近くの誰かより遠くの応援している人をずっと見ていたい、こと細やかに行動を記憶していたい、というオタクは絶対防振双眼鏡にするべきです。
肩こり…は3時間弱のコンサートで影響なし
個人差があるとは思いますし、今回バクステ・通路・外周の近くだったということもあり防振双眼鏡を使っていない時間も長かったためか、約500gを肩に下げていても肩や腕の疲れはあまり感じませんでした。
重さもいつもの双眼鏡と比べて気になるほど重いというわけではなく…感覚的で申し訳ないですが、影響はなかったなという感想です。むしろ防振機能がついていないと手ブレを抑えようと力が逆に入り疲れてしまうパターンが多いような気がしました。
レンタル利用と購入の価格比較
今回レンタルで利用した防振双眼鏡の値段は7,980円(税込)。定価を調べると110,000円(税込)なので、単純計算して13回レンタルをする予定があるのであれば購入したほうがお得、ということになります。そもそも、私の応援しているグループは最初のほうにお伝えした通り「毎年のアリーナツアーか3年に1回ドームクラスがある程度の頻度」なので、14倍クラスの防振双眼鏡は使ってもドームの時だけかなと思います。
ただ、防振機能自体はとても感動したので、アリーナで使う用の10~12倍を購入してドームやスタジアムのコンサートが単発である時にだけ高倍率の防振双眼鏡をレンタルしても良いなと感じました。
保管や手入れ、電池の買い忘れがない
レンタルをすると保管する場所を気にしなくて良いし、何よりズボラな私にとっては電池を購入する必要がないこともすごくありがたかったです。ペンライトとかも大体3公演持つか持たないかくらいでツアー期間のコンサート中に電池の不安を覚えたり、コンサートがはじまる1時間前に焦って購入したり、友達に申し訳なくもらったりすることがあります。計画的に準備しておけよって話なのですが、この地味なストレスから開放されることは私にとって結構大きかったです。
防振双眼鏡を持っていないオタクは一度レンタルしてほしい
今回防振双眼鏡をレンタルしてみて、倍率もそうだけど明るさと視野の広さが大事だな~とか、このくらいの重さだったら耐えられるな~とか、さまざまな気づきがありました。防振双眼鏡って高価で失敗が怖いと思います。そんなときはレンタルしてみてください。私は、今回スタジアム公演というイレギュラーだったので、次のアリーナツアー等頻繁に使用するケースに合わせて試しに借りてみたいと思います!(どうやら月単位でレンタルできるプランもあるらしく、ツアー期間中にうってつけかも…)
----<備考>----
そういえば、いつの間にか「防振双眼鏡」ってコンサートの準必須アイテムのような立ち位置になっているけど、いつから話に出てきたっけな…と思って調べてみると、2020年からコロナ禍明けの2021年頃のような動きが。昨今の推し活ブームに比例して…というところでしょうか(もちろん、それまでもスポーツ観戦やフィールドワーク等で使用されてきたのでしょう。)。
この頃はライブの公演数も約2万6,383本と、2020年の公演数と比較して248%まで復活し(※2)、周知の事実ですが徐々にオタクの活動が再熱しはじめた時期のような気がします。
すみません。気になってしまったので本筋と関係ないですが記載してしまいました。



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