まずは料金の中身を知る!レンタカー費用の内訳とは?

レンタカーを借りる際、多くの人は「基本料金」だけに目を向けがちですが、実は料金は複数の項目で構成されています。

各費用の仕組みを理解することで、節約ポイントを見つけやすくなります。

◆基本料金

車のタイプや利用時間によって決まる、レンタカーのベース料金です。軽自動車やコンパクトカーは比較的リーズナブル。逆にSUVやワンボックスなど大きい車はやや高めになります。利用時間が長くなると料金が上がることが多いので、旅行の計画に合わせて無駄なく利用時間を設定するのがポイントです。

◆免責補償料(CDW)

事故が起きたときの自己負担額を軽くしてくれる保険オプションです。加入は自由ですが、万が一のトラブルに備えて、多くの方が安心のために利用されています。加入しない場合は、事故時に思ったより自己負担が大きくなることもあるので、しっかり確認しておきましょう。特に、運転に自信がない方や初めての土地で運転する方は、加入を検討するとよいでしょう。

◆オプション料金

カーナビ、ETCカード、チャイルドシート、スタッドレスタイヤなど、必要に応じて追加できる装備にかかる費用です。いらないオプションは付けないようにすることで節約につながります。

◆乗り捨て料金

レンタカーサービスの中には、借りた店舗と違う場所で返すときに追加料金がかかる場合があります。長距離の移動には便利ですが、その分割高に。目的地や返却場所を考慮して検討しましょう。

【1】まずは“早めの予約”が鉄則!

夏休みやお盆、年末年始、ゴールデンウィークなどの繁忙期は、出発直前になると予約が取りづらくなり、空きがあっても価格が高騰してしまうことがよくあります。そんな時期こそ活用したいのが、レンタカー各社が提供する「早割プラン」。早めに予約するだけで、10〜30%の割引が適用されることもあり、人気車種やオプションも確保しやすくなります。

旅の予定が決まったら、できるだけ早く予約するのが節約のコツです。

【2】比較サイトを駆使して“最安値”を探す

同じ車種でも、どのサイトや店舗から予約するかで料金はけっこう違います。ここで便利なのが、「じゃらん」「楽天トラベル」「たびらい」などの比較サイト。条件を入力するだけで、各社の料金やプランが一覧で見られて比較が簡単です。最安値を狙うなら、1つのサイトだけでなく、複数の比較サイトを使い分けて条件を変えながらチェックしましょう。

<おすすめ比較サイト>
◆じゃらんレンタカー
全国のレンタカー会社を網羅しており、比較しやすい。Pontaポイントが貯まって使えるため、日常的にポイントを活用している人におすすめ。 

◆たびらいレンタカー
すべてのプランに免責補償が含まれており、安心価格で利用できるのが特長。独自キャンペーンも多く、コスパ重視派に人気。 

◆楽天トラベルレンタカー
楽天ポイントの利用・還元が可能で、使い勝手が抜群。お得な限定プランも多く、ポイントを賢く使いたい人に最適。

【3】会員割引やキャンペーンを活用しよう

意外と見落としがちなのが、各社が提供している「会員割引」や「限定キャンペーン」です。公式サイトで無料の会員登録をするだけで、割引価格が適用されたり、初回限定クーポンがもらえたりすることも。一度登録すれば次回以降も使えるケースが多いので、ぜひ活用しましょう。特に「公式サイト限定プラン」は、比較サイトには掲載されないお得な価格になっていることもあります。

<代表的な割引・キャンペーン例>
◆公式サイト限定割引
◆LINE友だち登録による割引クーポン
◆メルマガ限定セール情報
◆誕生日月の特別割引

【4】利用・返却の“時間帯”と“曜日”を工夫する

レンタカー料金は、借りる曜日や時間帯によっても大きく変わります。特に平日や午前中の出発は割安になりやすいので、日程に余裕がある人は平日利用を狙うのが予約のコツ。また、「12時間以内の日帰りプラン」と「24時間料金」では料金体系が違うため、短時間で返せるなら短時間プランを選んだ方がお得になるでしょう。金曜の夜ではなく土曜の朝から借りる、平日の日中に借りるなど、時間帯や曜日を工夫することで費用を抑えやすくなるので、予約時にチェックしてみてください。

【5】不要なオプションは付けない

ついつい安心のためにいろんなオプションをつけがちですが、使わないものは外すのが節約のコツ。

例えば…
◆ETCカードの貸出し(自分のカードがあれば不要)
◆カーナビ(カーナビ機能のあるスマホ等の端末で代用可能)
◆チャイルドシート(持参できるなら借りなくてOK)

また、免責補償もクレジットカード付帯の保険でカバーできる場合があります。カードの規約をチェックして、無駄に二重払いしないように気をつけましょう。

【6】クレジットカードの優待や特典もチェック

レンタカーを借りる際は、クレジットカードの優待や特典を活用しましょう。ゴールドカードや提携カードでは、レンタカー料金の割引や免責補償などの保険が付帯していることがあります。また、利用金額に応じてポイント還元が受けられるため、実質的な節約につながります。持っているカードのサービス内容をあらかじめ確認しておき、賢く使いこなすのがおすすめです。

【7】ポイントを使ってさらに割引

日常の買い物やネットショッピングで貯めたポイントをレンタカー代に使える場合があります。代表的なものに楽天ポイント(楽天トラベル)、dポイント(dトラベルや一部店舗)、Tポイント(Yahoo!トラベルやENEOSレンタカー)があります。ポイント利用に上限があることもありますが、数百円から数千円の節約につながることも。予約時にポイント利用の可否を確認し、賢く活用しましょう。

【8】カーシェアも視野に入れて比較

最後に、レンタカーとカーシェアの使い分けも節約のポイントです。近年、タイムズカーやAnycaなどのカーシェアサービスが充実しており、特に短時間・短距離の利用ではレンタカーより安く済むことが多いです。例えば、市内での2〜6時間程度の観光や買い物などに適しており、料金にはガソリン代や保険料も含まれているため安心して利用できます。用途に応じて賢く使い分けましょう。

レンタカー選びで失敗しないための5つの注意点

◆利用シーンに合った車種を選ぶ

レンタカーは、人数や荷物の量、移動距離に合った車種を選ぶことが大切です。たとえば、家族旅行ならミニバンやワンボックスが便利ですが、ひとり旅やカップルでの移動ならコンパクトカーで十分なことも。安さだけで選ぶと、荷物が積みきれなかったり運転が疲れやすくなったりするので、用途に応じた車種を選ぶようにしましょう。

◆運転のしやすさ・慣れを考慮する

慣れていない車種は、操作や車幅感覚がつかみにくく、運転時のストレスやリスクが増えることがあります。旅行だからと大きな車を選びたくなる気持ちもありますが、狭い道や駐車場を走る機会が多いなら、普段使っている車に近いタイプを選んだほうが安心です。久しぶりに運転する方も、なるべく扱いやすい車種を選びましょう。

◆予約時のキャンセル規定を確認する

予定が変わる可能性がある方は、予約時にキャンセル料のルールをしっかり確認しておきましょう。直前キャンセルで高額な費用が発生するケースもあるため、キャンセル無料期間が長いプランを選ぶと安心です。特に繁忙期は変更のしづらいプランも多いため、予約確認メールや利用規約を事前にチェックしておくとトラブルを防げます。

◆店舗の場所と営業時間を事前に確認する

レンタカーを利用する際は、営業所の場所や営業時間も忘れず確認しましょう。空港や駅近の店舗は便利ですが混雑しやすく、また早朝や深夜の利用では営業時間外で借りられないこともあります。乗り捨てを予定している場合は、返却店舗の営業状況や対応可能な時間帯を事前に確認しておくと、返却時に慌てずに済みます。

◆追加料金の発生条件をチェックする

表示されている価格がすべての費用を含んでいるとは限りません。空港利用料、オプション料金(チャイルドシートやスタッドレスなど)、延長や返却遅れによる追加料金がかかる場合もあります。予約の際は、見積もりの明細や条件をしっかり確認し、あとから予想外の請求が来ないよう注意しておくことが大切です。

早めの準備+ちょっとした工夫でレンタカー代は節約できる!

連休中のレンタカーは、早めの行動と情報収集が節約のカギ。この記事で紹介した「8つの方法」を実践すれば、ハイシーズンでも賢く、お得にレンタカーを借りることが可能です。上手にレンタカーを活用して、予算内で快適な旅を楽しみましょう!

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