荷物預かりのシェアリングサービスとは?

自宅や所有地の空きスペースを活用して荷物預かりを行うサービス

荷物預かりのシェアリングサービスとは、自宅や所有地の空きスペースを貸したい側(=ホスト)と、荷物を一時保管して欲しいゲストをつなぐサービスです。特に、旅行中や引っ越し時など、荷物が多くなりがちなシーン・自分で荷物を管理するのが難しい場合などに多く利用されています。

また、基本的に個人間でのシェアが中心である点が、荷物預かりのシェアリングサービスの特長です。保管する環境の整備状況などが荷物預かりをする側にゆだねられていることもあり、企業のトランクルームを利用した場合と比較すると料金が安い傾向にあります。

 

さまざまな期間・シーンで利用できるスペースが多く存在している

荷物預かりのシェアリングサービスの魅力は、荷物預かりが可能なスペースにはさまざまな種類が展開されている点です。旅行中のトランクなどを保管してもらえる小規模なものから、大型家具などにも対応した倉庫レベルのものまであります。そのため、住宅事情によって収納スペースが確保できない、旅行・出張時の負担を減らしたいなどの理由からも需要が高まっているサービスです。

また、利用したいシーンや期間に合わせて、一時預かりをしてもらえる場所が気軽に探せるのも魅力です。旅行先でのトラブルや緊急時に専用のアプリや検索サイトを利用すれば、スマホ1つで簡単に荷物預かりの予約ができます。

 

荷物預かりのシェアリングサービスの形態にはどんなものがある?

①一時預かり型

「一時預かり型」とは、荷物預かりに関するシェアリングサービスのなかでも、特に1日から短時間の利用に特化したものです。また、個人だけでなく店舗のオーナーなどもホストとして登録している傾向があります。自宅のクローゼットや小型倉庫・ロッカーなど、ほかの種類と比較すると小さめのスペースが多い点が特長です。

料金も利用した期間で計算されるので、今後の予定などが立てやすい点も人気のポイントです。旅行時のスーツケースやバッグなどを一時保管したいときにおすすめになります。

 

②収納シェア型

「収納シェア型」とは、個人間で収納スペースをシェアするタイプの荷物預かりサービスです。自宅の空き部屋やガレージなど、一時預かり型に比べて広い収納場所が借りられます。そのため、大型家具・カー用品など保管スペースを圧迫しやすい荷物の一時保管におすすめです。

また、預かってもらった荷物を引き出す際には対面だけでなく、宅配サービスを利用できることもポイントです。利用時の料金は月額制を採用している傾向にあるので、1ヶ月~1年程度の長期利用時におすすめなサービスといえます。

 

③倉庫・トランクルーム型

「倉庫・トランクルーム型」とは、法人・個人を対象とした荷物預かりのシェアリングサービスです。倉庫や私有地の運営に困った事業者と、自社製品の保管に悩む企業のマッチングを通して、双方の物流コストを軽減することを目的としています。

また昨今は、インターネットを利用した個人向けのサービスもあります。数日の利用はもちろん、月から年単位でのシェアなど、事業者の経営方針や利用スタイルによって柔軟に対応できる点も魅力です。一方、ほかの利用者と同じ倉庫をシェアするサービスも多く、トラブル防止のために倉庫内へ立ち入っての受け取りが不可能な場合があります。

 

荷物預かりのシェアリングサービスの基本的な使い方とは?

①アプリ・サイトにて新規登録

まず、利用したい荷物預かりのシェアリングサービスによるアプリ・サイトにて新規登録をしましょう。メールアドレスと名前で登録が可能ですが、場合によっては本人確認ができる書類や決済時に使うクレジットカードの提示が必要となる場合もあります。各サービスの利用方法をチェックしながら、ユーザー登録をしてください。

 

②スペースを検索・利用相談

次に、サイトやアプリの検索欄からシェアしたいスペースを探しましょう。サービスによって検索できる項目に違いがありますが、スペースの規模・立地・預かり可能な荷物などから探すのがおすすめです。各スペースの詳細ページには、実際の収納場所の内装の写真・広さ・アクセス方法などの情報が掲載されている場合があります。

借りたいスペースが決まったら、ホストへ利用相談をしましょう。実際の相談では、各サービスが採用するメッセージ機能などを通して行われることが多い傾向にあります。預けたい荷物の種類や料金プラン・利用期間などを伝えるとともに、トラブルにならないように諸注意などを事前に聞いておくことが大切です。

利用契約の内容にホスト・ゲストの双方が了承したら、契約内容の確認と料金の支払いをします。多くの荷物預かりシェアサービスはWeb上での決済に対応しているので、スムーズな支払いが可能です。

 

③荷物の搬入・取り出し

料金の支払いが終わったら、利用開始日にホストのスペースへ預けたい荷物を搬入しましょう。ホストとの対面による搬入以外にも、スペースによっては宅配サービスの利用が可能な場合もありますので、事前に確認してください。

搬入時に連絡が取れる場合には、ホスト側が管理しやすくなるように、預けた荷物がどんなものかを伝えておくのもよいでしょう。また、預けた荷物を取り出すときに「いつ・何時に引き取りに行くか」を事前にホストへ伝えておくことが大切です。

 

④保管期間延長・終了の手続きをする

預かり期間が終わったら、ゲストは契約の延長・終了の手続きを行います。なお、旅行中や引っ越し時のトラブルなどで、もう少し荷物を保管してもらいたい場合には、ホスト側へ保管期間の延長や延長料金の相談が必要となります。利用期間の延長・終了をする際も、利用相談時と同じようにメッセージ機能などを使って行いましょう。

 

荷物預かりのシェアリングサービスを利用する前にチェックすべきポイントは?

①料金体系

短期・長期問わず、荷物預かりのシェアリングサービスを利用する際には「料金体系」を必ず確認しましょう。荷物預かりのシェアリングサービスには、大きく分けて日額制と月額制の2種類があります。

実際に荷物預かりのシェアリングサービスを利用する際には、利用日数や荷物の数と利用料金のバランスが取れているかを確認しましょう。例えば、数日間しか利用しないのに月額制の収納スペースを借りた場合、必要以上のコストがかかってしまいます。旅行や数日の外出などで利用するときは日額制を、出張や引っ越しなどの長期にわたる予定で活用する場合は月額制の利用がおすすめです。

 

②受付・受け取り可能時間

荷物預かりのシェアリングサービスをよりスムーズに活用するためにも、「受付・受け取り可能時間」をチェックしましょう。荷物預かりのシェアリングサービスで利用できるスペースは個人で運営しているものが多いため、急な連絡や荷物の搬入はすぐに対応できない場合もあります。

そのため、荷物預かりのシェアリングサービスを活用する際には、利用や相談する時間がホストの対応可能時間かどうかをアプリなどで確認しておきましょう。また、荷物を搬入するときに前もって事前連絡しておくと、ホスト側も荷物預かりの準備がしやすくなります。

 

③荷物サイズ・種類の規定

同じ荷物預かりのシェアリングサービスに登録されているスペースでも、場所によって部屋の広さや環境・預かり可能な荷物の種類は異なります。そのため、スペースを選ぶときには「荷物サイズ・種類の規定」を事前に確認しておきましょう。預ける荷物の大きさによっては、利用料金が設定されている場合もあります。

 

④スペースの立地

緊急時にすぐにアクセスできるように、「スペースの立地」もチェックしておきましょう。特に大型家具などを預けている際には、搬入・搬出の際に車を利用するゲストも少なくありません。しかし、スペースの立地によっては近くに駐車場がなかったり、自宅や宿泊先までの距離が遠かったりする場合があります。そのため、「利用したいスペースへのアクセスは簡単なのか」「車やバイクなどを停められる場所はあるのか」などを事前に確認しましょう。

 

⑤補償制度の内容

荷物預かりのシェアリングサービスで取引しているとき、ホスト側で預けた荷物の破損・紛失などが起こる可能性もゼロではありません。そのため、より安心して荷物預かりのシェアリングサービスを利用できるように「補償制度の内容」を確認しましょう。

荷物預かりのシェアリングサービスによって破損・紛失・盗難など、補償適用対象となる範囲が異なる場合があります。事前に確認しておくとともに、万が一補償を利用することになったときのために契約内容を調べておきましょう。

 

手軽に使えておすすめの荷物預かりのシェアリングサービスをご紹介(2022年4月末現在)

①ecbo cloak(エクボクローク)

「ecbo cloak」は、都市部を中心に全国1,000ヶ所以上ものスペースがシェアできる、一時預かり型のシェアサービスです。カフェやコワーキングスペースなどをはじめ、駅の近くの施設を中心に登録しており、旅行・出張時などにも気軽に利用できます。スマホアプリで簡単に予約できるので、急な利用にも便利です。

「1人で持てる重さであればサイズ問わずOK」というルールが最大の特長です。1日分の料金についてもバッグサイズは400円、スーツケースサイズは700円とリーズナブルになっています。自宅での管理が難しい楽器や自転車、ベビーカーなどの一時預かりにも対応できる、荷物預かりのシェアリングサービスです。

 

②MonooQ(モノオク)

「MonooQ」は、空きスペースの活用に悩む人・収納場所を探す人のマッチングを目的とした、収納シェア型のシェアサービスです。ホストとの相談次第で1ヶ月や1年などといったように、利用期間を柔軟に決められます。 保険会社と協力した荷物補償サービスも充実しており、預かり中の荷物の破損・紛失・盗難などのトラブルには最大10万円まで補償される点も魅力です。

 

③LIFULLトランクルーム 収納シェア

「LIFULLトランクルーム 収納シェア」は、日本最大級の不動産・住宅情報サイトを運営する「LIFULL(ライフル)」が展開する、収納シェア型のサービスです。日本全国各地からシェア可能スペースの検索が可能で、ホストとの相談次第で1帖以下から利用できる点が魅力といえます。

また、宅配サービスに対応しているスペースも多いので、搬入・搬出の手間を抑えたい人に最適です。万が一、預かった荷物に破損や汚損・盗難があった場合も、最大10万円まで損害補償が利用可能となっています。自宅の空き部屋からガレージまで、さまざまな様式のスペースが登録されているので、利用シーンに合わせて使い分けられます。

 

荷物預かりのシェアリングサービスを活用するうえでのマナーは?

①貴重品・規約でNGとされている荷物は預けないこと

荷物預かりのシェアリングサービスは、事故やトラブル防止のために一部のカテゴリーの荷物は搬入不可能となっているところが多くあります。例として、盗難時の補償が困難な貴重品、爆発や発火の危険性がある灯油・ガソリンなどが挙げられます。

サービス全体で禁止している種類以外にも、スペースの環境上ホスト側で預かりNGと設定されているものもあるため注意しましょう。事前にどんな荷物であれば預けられるかをホストに確認するとともに、NG設定されている荷物は預けないようにしましょう。

 

②トラブル発生時にはホストと相談すること

いくら荷物預かりサービスが気軽に利用できるといっても、ゲストが何でも勝手にしてよいわけではありません。特に、利用予約を取った後の遅刻やキャンセルなどのトラブル発生時は、アプリや対面でホストと相談をしましょう。

また、トラブルが起きたときだけでなく、荷物の搬入・搬出をするときにも「お願いします」「ありがとうございました」と挨拶することも大切です。ホスト・ゲストの双方が気持ちよくサービスを活用できるように心がけましょう。

 

③利用後のスペースは元の状態に戻しておくこと

荷物預かりのシェアリングサービスに登録されているスペースは、ほかのゲストも同じように利用しています。そのため、利用期間が過ぎて契約が終了するときには、後片付けをしっかり行いましょう。特に、ゲストが自分で荷物の搬入や搬出を行う場合、借りた機材を片付けるのはもちろん、ゴミなどがあれば掃除しておくことも大切です。

 

荷物預かりのシェアリングサービスを活用してみよう!

旅行や出張・引っ越しなどのシーンでは、つい荷物が増えてしまうものです。そんなときに荷物預かりのシェアリングサービスを利用すれば、荷物の管理に悩まされずに外出できます。ぜひ、自分の利用シーンに合わせてシェアリングサービスを活用してみましょう。

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