スーツケースは「買う」から「借りる」時代へ!

近年、日本ではシェアリングエコノミーの消費スタイルが急速に拡大しており、モノを所有するのではなく、「必要なときだけ必要なモノを利用する」という人が増えています。それに伴って多種多様なサービスが生まれており、スーツケースのレンタルもその一つです。

スーツケースのレンタルサービスを利用する人は、旅行頻度が高くない人や急な出張を命じられた人、気分でスーツケースを変えたい人など、さまざまですよね!

お子さまの修学旅行やハネムーン用にレンタルされる方も多く、ニーズが高いため最近ではいろいろな業者がレンタルサービスを展開しているんですよ。

スーツケースをレンタルするメリットって?

購入するよりリーズナブル

レンタルであれば2日間で3000~4000円程度と低価格で利用できるのが魅力。一般的なスーツケースの寿命は5年程度といわれているため、数年に1度しか使用しない方は、購入するよりもレンタルの方がお得になるケースが多いでしょう。

保管場所に困らない

スーツケースは出番が少ないわりに大きなスペースを要するため、クローゼットや押入れが圧迫されてしまいがち。特に、ワンルームのアパートなどは、収納スペース自体を確保できない場合もあります。しかし、スーツケースをレンタルした後は返却すればOKなので、保管場所に困ることもありません。

最適なサイズを選べる

旅行の日数や時期によって荷物の量は変わるため、必要となるスーツケースのサイズも異なります。レンタルサービスなら、目的に合わせてその都度最適なサイズを選べるので便利です。

ファッション感覚でレンタルできる

スーツケースとひとくちに言ってもさまざまな種類があり、なかには高級ブランドの商品やデザイン性の優れた商品も出ています。レンタルなら、旅行先の雰囲気や気分に合わせて色や柄を選べるので、ファッションの一部として利用する楽しみもあります。また、購入品は年月に応じて確実に劣化していきますが、レンタル品は新品またはメンテナンス済みのものが送られてくるため、常に綺麗なスーツケースを利用できます。


スーツケースを選ぶときのポイント

自分に合ったスーツケースを選ぶときのポイントは、大きく分けて「サイズ」「素材」「機能」「デザイン」の4つです。それぞれにどのような特徴があるのかを確認し、スーツケース選びの参考にしてください!

サイズ

スーツケースの容量は「1泊につき10リットル」が目安といわれています。しかし、旅の目的や季節によって荷物の量は変動しますし、お土産などで帰りの荷物が増えることも想定できます。そのため、荷物が多くなりがちな人は少し大きめをレンタルしておくか、ファスナーなどの拡張機能が付いたスーツケースを選んでおくと安心です。

また、飛行機に乗る方は機内に持ち込み可能かどうかや、無料預け荷物のサイズ規定もチェックが必要。航空会社によって規定は異なりますのでご確認ください。

素材

スーツケースは、大きく分けて「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類があります。

ハードタイプは、強化プラスチックやABS樹脂、ポリカーボネート、アルミ合金などで作られている硬い素材のもの。頑丈なので中の荷物に衝撃が伝わりにくく、防水性やセキュリティ性が高いというメリットがあります。

ソフトタイプは、ナイロンやポリエステルの生地で作られているタイプのものです。値段が比較的安価であることが多く、軽量性に優れています。また、柔軟性のある生地なので荷物をたくさん詰め込むことができ、外側にポケットがついている場合も多いため荷物の出し入れをしやすい点が魅力です。

機能

・キャスターの数

キャスターは、2輪タイプと4輪タイプのものがあります。主流は4輪タイプで、小回りが利きやすいため人混みの中でもスムーズに走行できます。また、2輪タイプはデコボコとした地面で走行しやすく、車輪の数が少ない分、音も静かです。

・セキュリティ対策

スーツケースのセキュリティ対策として代表的なのは、数字の配列で解除するタイプの「ダイヤルロック式」と、鍵を差し込むタイプの「キーロック式」。なかには、ダイヤルロック式とキーロック式のロックが両方とも取り入れられている「ハイブリッド式」もあります。

開閉タイプ

スーツケースの開閉は、片開きタイプと両開きタイプが主流ですが、最近では立てたままモノを出し入れできるフロントオープンの形状も増えています。

デザイン性

サイズが大きく存在感があるスーツケースは、持つ人のイメージを大きく左右するアイテム。そのため、できれば見た目にもこだわりたいですよね。最近は高級ブランドのスーツケースをレンタルできるケースが多く、ドイツの有名ブランド「リモワ」や、国内老舗メーカーの「エース」、英国王室御用達ブランドの「グローブ・トロッター」などを扱っているサービスもあります。


おすすめのスーツケースレンタルサービス5選

■アールワイレンタル

アールワイレンタルは、年間10万件以上の取引実績がある国内最大級のスーツケースの総合レンタルサイトです。扱っているスーツケースは300種類以上と幅広く、全てのスーツケースが一部の地域を除き往復送料無料。また、最短即日発送が可能なので、急な出張などでの利用にも最適です。

■ACE SERVICE(エース サービス)

プロテカ・ace.・ハントなどで有名なスーツケースブランド「エース」直営のレンタルサービス「ACE SERVICE」。他社ブランドを借りることはできませんが、エースの商品は高品質でサイズやカラー展開も豊富なため困ることはないでしょう。また、メーカーとして国内に工場を持ち、定期的に商品の入れ替えを行っているため綺麗な状態のものを使用できます。一部の地域を除き往復送料無料、最短即日発送可能など、嬉しいサービスも整っています。

■JALエービーシー

JALエービーシーは、大手航空会社JALが運営しているレンタルサービスです。レンタルできるスーツケースブランドは「エース社」と「ロンカート社」の2種類のみですが、どちらも高品質で有名なので安心感があります。また、オプションとして多機能コンセント変換プラグを無料でレンタルできるサービスがあるため、海外旅行の際に非常に役に立つでしょう。

■マイレンタル

スーツケースメーカー直営のレンタルサービス「マイレンタル」の最大の特徴は、利用期間前の3日間と利用終了後の2日間、計5日間レンタル料が無料になるサービスがあることです。また、万が一スーツケースが破損・紛失しても、利用者に過失がなければ修理代や弁償金はかかりません。ただし、スーツケースのレンタル料金とは別に、往復の配送料がかかる点は注意が必要です。

■ククレンタル

ククレンタルの特徴は、「7日間まで」、「15日間まで」、「30日間まで」という期間型のシンプルな料金システム。また、利用開始日までの最長3日間はレンタル料金が発生しないため、ゆっくりと準備を進められるのも魅力です。加えて、修理代無償サービスがついており、もしスーツケースが破損・紛失した場合も、過失がなければ修理代や弁償金がかからないので安心です。 

レンタルサービスを選ぶときのポイント

配達エリア

サービスによって配達エリアが異なるため、自分の居住地が対応しているかどうかチェックしましょう。また、配達自体は可能でも、地域によっては配送料の金額が変わる場合もあります。

レンタル期間

レンタル日数の基本は「商品到着日~返却日」までですが、荷造りの時間をゆっくり取りたい方は数日余分にレンタルすることをおすすめします。レンタル業者のなかには、準備期間の無料サービスを行っているところもあるため、確認してみましょう。

補償サービスの有無

旅行先では、事故や故障、紛失、盗難など、思わぬアクシデントに遭遇してしまうことがあります。そんな時に速やかに対処できるよう、トラブル時の補償の有無やサポート内容を把握しておくことが大切。利用中のトラブルが心配な方は、修理代や弁償金がかからないタイプのサービスを推奨します。

旅行関連用品のレンタルの有無

レンタル業者によっては、スーツケースと同時にポケットWi-Fiやモバイルバッテリー、変圧器、変換プラグなどをレンタルできるところもあります。必要なトラベルグッズをセットでレンタルすれば、手間を削減できるでしょう。


スーツケースをレンタルして、旅を思いっきり楽しもう!

たまにしか出番がないスーツケースも、レンタルサービスなら必要な時だけ借りられるので便利です。最近ではいろいろな種類のスーツケースがレンタルできるので、目的や好みに合わせて自分にピッタリのものを見つけてみてください!

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