オートバイシェアリングサービスの仕組みとは?
まずは、オートバイシェアリングとはどのようなサービスなのか、レンタルとの違いも交えて解説します。
サイトを介してオーナーとライダーがオートバイをシェアする仕組み
オートバイシェアリングとは、専用のサイト上でオーナーとライダーが1つのオートバイをシェアする仕組みになっています。レンタルとは異なり、主にオートバイを所有している個人がオーナーとして登録しているのが特長です。
ライダーは数多くのオーナーが出品しているオートバイのなかから、条件に合った好きなモデルを自由にシェアリングできます。
手続きは基本的にプラットフォームサイト上で行い、オーナーとライダーが直接やり取りします。オートバイのシェアリングを通して、バイク仲間の輪が広がるきっかけになりうる点が魅力です。
会員登録時には身分証の提示が必要
オートバイシェアリングサービスは、個人間でのやり取りが中心という仕組み上、会員登録する際には身分証の提示が必要です。サイトによっては、運転免許証以外にも必要な書類や情報の登録が求められることもあります。
ライダー側はシェアリング時に保険への加入が必須
オーナーとしてオートバイを貸し出しているときには、傷やヘコミなどのトラブルや交通事故が発生する可能性もあります。そのため、オートバイシェアリングでもレンタルサービスと同様に、ライダー側に保険への加入を義務付けています。
トラブル発生時のやり取りは、レンタルサービスの場合はレンタル会社へ連絡するのが基本です。一方シェアリングサービスは運営会社のサポートのもと、オーナーとライダー間でやり取りを行う必要があります。
オートバイシェアリングサービスのメリットとは?
オートバイシェアリングサービスは、オーナーとライダーの双方にとってさまざまなメリットがある点でも注目されているのです。ここからはオートバイシェアリングの具体的なメリットを、オーナー側とライダー側の2つの側面から解説します。
オーナー側
使っていないオートバイを有効活用できる
オートバイを所有していたとしても、ライフスタイルによってはオートバイをほとんど使わない人もいるでしょう。シェアリングサービスでは個人がオーナーになれるので、使っていないオートバイを有効活用できるメリットがあります。
オートバイは使っていない間も部品の劣化が進むので、定期的に使って状態を確認することが大切です。シェアリングサービスへの出品を通して、オートバイのコンディションチェックやメンテナンスの習慣づけにつながります。
オートバイを使わない時期が収入に繋がる
オートバイシェアリングでは、シェア時の料金プランはオーナー側が決定する仕組みになっています。そのため、オーナーは使っていないオートバイで収入を得ることも可能です。また、持ち主がオートバイを使うときには、シェアリング中でなければ出品を止められます。そのため、使わない時間帯やシーズンだけオートバイを貸し出し、収入に繋げられる点もメリットです。
事故やトラブルに備えた保険も完備
オートバイシェアリングでは、ライダーは各サイトの運営会社が用意している保険へ加入することになります。つまり、事故やトラブルでオートバイが故障したときも、運営会社や保険会社を通して補償してもらえるのです。
サイトによっては賠償保険だけでなく、シェアリング中の車両の盗難や横領なども保険内容に含まれていることもあります。具体的な保険内容はサイトによって違うので、オーナーとしてオートバイを出品する際に必ずチェックしておきましょう。
ライダー側
必要なときにいつでもオートバイが使える
オートバイシェアリングサービスでは、数時間~数日程度の短期間から利用可能です。また、プラットフォームサイト上で24時間いつでもシェア予約ができます。そのため、スケジュールやシーンに合わせて、必要な期間だけオートバイを借りられる点がメリットです。
レンタルよりも予約から返却までがスムーズ
一般的にオートバイをレンタルする際には、店舗を訪れたり利用時の規約や料金プランの説明を受けたりしなければいけません。また各店舗には営業時間があるので、夜遅い時間帯にはレンタルの手続きができない場合もあります。
その点オートバイシェアリングでは、会員登録を済ませたらスマホでオーナーとやり取りをするだけでシェアが可能です。このように、シェアリングサービスは、レンタルサービスよりもスムーズにオートバイを借りられるメリットがあります。
定期的なメンテナンスをする必要がない
オートバイを購入した場合、いつでも安全に乗れるようにオイルやチェーンなどの点検や交換を定期的に行う必要があります。その点シェアリングサービスではオーナー側がメンテナンスをするので、ライダー側が手入れをする必要がありません。つまり、手間をできるだけかけず、手軽にオートバイを楽しみたい人向けのサービスといえます。
好きなモデルのオートバイを気軽に試せる
シェアリングサービスでは、各オーナーが持つオートバイから好きなモデルを気軽に借りられるメリットもあります。レンタルでは利用できないモデルも、気軽にシェアできるところはポイントです。
オートバイシェアリングサービスが利用できるサイト一覧!(2022年5月末現在)
オートバイシェアリングサービスと一言で表しても、サイトによって特長や具体的なサービス内容が少しずつ異なります。そのため、実際に利用する際には各サイトを比較することが大切です。ここからは、オートバイシェアリングサービスが利用できるサイトを紹介します。ぜひ、実際に利用するときの参考にしてみてください。
Best Bike(ベストバイク)
「Best Bike」は、レンタルバイクサービスの運営会社が手掛けるシェアリングサービスです。拠点としている全国各地の駅や空港の駐車場などで、オートバイのシェアができます。そのため、ツーリングや小旅行などにも便利です。
オーナーとして登録する場合、スマホで撮影したオートバイと免許証や車検証の写真をアップロードするだけで査定してもらえます。また、オートバイ1台ずつに暗証番号式の専用キーBOXを取り付けられるなど、防犯対策に配慮されている点も魅力です。
AirRide(エアライド)
「AirRide」は、登録料と月額料金が無料のシェアリングサービスです(オーナーはプラットフォーム手数料が必要)。原付からリッターバイクまで、幅広い種類のモデルから借りられます。サービス利用時にはバイク保険への加入が必須とされているので、万が一の事故やトラブル発生時にも備えられます。
また、シェアしたい場所や期間、メーカーや排気量の上限などの細かい条件からも検索できます。バイク情報のページからオーナーの評判も確認できるので、初めてシェアリングサービスを利用する人にもおすすめできます。
Shaero(シェアロ)
「Shaero」は、東京都内を中心に展開しているシェアリングサービスです。拠点となっているステーションから、運営会社が管理する「Cute-mL」という専用モデルの電動バイクを借りられます。バイクはコンパクトな折り畳み式なので、借りるのも返却するのも簡単です。対人や対物無制限の保険も付いています。さらに、製造元のメーカーがバイクの整備を担当している点も魅力です。
オートバイシェアリングサービスを利用するときのマナーとは?
シェアリングサービスを気持ちよく利用するためにも、さまざまなマナーを守ることが大切です。ここからは、オートバイシェアリングサービスを利用するときのマナーについて解説します。
シェアリング中のオートバイはきれいに使う
シェアリングサービスで借りられるオートバイは、オーナーやほかのライダーも利用します。そのためシェアリング中のオートバイは、できる限りきれいに使いましょう。傷や汚れが付かないように扱うのはもちろん、本体の掃除をしてから返却するのがマナーです。
オーナーが提示する注意点やルールはしっかり守る
シェアリングサービスに登録しているオートバイは、個人所有のものがほとんどです。たとえ同じモデルであっても、オーナーによってシェア時のルールが異なる場合もあります。実際にライダーとしてシェアリングサービスを利用する際は、オーナーが提示する注意点やルールを守りましょう。
事故やトラブルに遭ったときはすみやかに連絡する
どれだけライダーが慎重にオートバイを扱っていたとしても、事故やトラブルが起こってしまう可能性はあります。もし交通事故やトラブルが起こった場合は、警察にはもちろんオーナーや運営会社にもすみやかに連絡を入れましょう。状況によっては、サービス利用時に加入した保険が適用される場合があります。
オートバイシェアリングサービスで自由な旅を楽しもう!
シェアリングサービスでは、購入時やレンタルでありがちな手間をかけずにオートバイを借りられます。そのため、日常のあらゆるシーンで手軽に取り入れられるようになるでしょう。ぜひ今回紹介したサービスも参考にしながら、好きなスタイルでオートバイを楽しんでみてください。
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